東京五輪マラソン札幌ならスピード MGC選考は水泡に帰す!大迫傑2021年に大会創設 設楽悠太は全面協力!

2019年9月15日に開かれたMGCは、熱さに強いマラソン選手を選ぶためだった。
MGCで優勝したのは、高温とじめじめ湿度に耐えられる暑さに強いマラソン選手・・・中村省吾選手。熱さにさほど強くはない服部悠馬選手は、色々工夫を重ねて2位に飛び込んでいます。

しかし、IOCバッハ会長の「マラソンと競歩は札幌に決めた」の一言で、札幌に変更される様子。ここで問題なのは、東京よりも気温が5度~6度低い札幌で開催されれば、スピードランナー・・・アフリカ勢が断然有利になってきますよね。そのアフリカ勢と戦えるのは大迫傑選手と設楽悠太選手。

スポーツジャーナリストの生島淳氏は、「2時間5分49秒を出すポテンシャルを持っている選手は、日本にふたりだけだ」と話しています。ひとりは、天衣無縫の設楽悠太選手で、もうひとりは、大迫傑選手だと。

生島淳氏は、大学卒業後は博報堂に勤務し、1999年に独立しているスポーツジャーナリスト。ラグビー、水泳、卓球、駅伝など国内スポーツの取材や執筆をはじめ、アメリカンスポーツ関連の翻訳など幅広い活動をしている方。またスポーツ番組のキャスターも務めている。

そしてまた、日本陸上競技連盟の、強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏も、生島淳氏と全く同じことを語っているのです。新記録を達成できるとしたら、大迫傑選手か設楽悠太選手だけだと。

だからマラソンが札幌で開催されるなら、大迫傑選手と設楽悠太選手に出て欲しいでしょうね、だけど残念ながら、2020年の東京五輪に出られるのは、二人の内一人だけ。MGCで既に二人の代表が決定しているので、残る枠は一つだけですから。

マラソンが札幌で開催されるとわかっていたら、選考方法も大きく変わっていたと思われます。しかし、時間を巻き戻すことはできません。残された1枠に期待するだけ。

2020年のびわ湖マラソン終了時点で、2時間5分49秒以上の日本新記録が出なかった時は、大迫傑選手が残りの1枠を手にします。もし、2020年3月の東京マラソンに設楽悠太選手が出場して、新記録を出すようなことがあれば、代表の座は設楽悠太選手になるのです。

しかし、東京マラソンに設楽悠太選手が出場するのか・・・直前までわかりません。MGC終了時点では「今は何も考えていない」と話していましたが、疲れが取れたら出場を考えるかも知れません。

マラソンが札幌開催となればスピードランナーが有利になり、アフリカ勢がメダル独占することになるのか・・・そこに食い込んで欲しい大迫傑選手か、あるいは設楽悠太選手・・・

2枚看板なら、ひとりが崩れても必ずどちらかがメダルに届くと言う期待は大きかった。でも、相手方にだってどんなアクシデントがこるかわからないのがマラソン。だから面白い!

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東京五輪マラソン 札幌は地の利ナシ!代表決定すればベストを尽くすと大迫傑!

来年の東京オリンピックの「マラソン」と「競歩」が、札幌開催に決まりそうです。それを受けて東京都には、10月18日までの2日間で、200件以上の意見が寄せられましたが、その内6割の方々は、札幌開催には反対だったことが分かりました。

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その一方で「選手の健康と安全を考慮すべき」など賛成意見も26件あったそうです。しかし、すでに決まっている東京のマラソンコース・・・周辺に居住する方々からは、説明を求める声も上がっています。また小池都知事は「なぜこのような形になったのかきちんと説明して欲しいと語っています。

組織委員会の森会長は、「IOCから言われれば断れない。受けなければいけない」と発言。小池知事は「東京都は一番最後に知らされたようだ」と立腹。

既に多くの方がチケットを購入しているし、マラソン人気は非常に高いと思うので、チケットがどうなるのか気になります。飛行機代を払ってまで、マラソンを観るため札幌に行ける余裕がある人は、ごくわずかでしょう。金額的にも、時間的にも。

他の競技とのセット料金になっているものもあるらしいので、チケット代が返金される場合も、凄く複雑になりそうな気がします。1日も早くベストな方法を考えて欲しいですね。

でも、一番大変なのはコース設定でしょう。まだ決定していませんが、もし北海道マラソンのコースを利用するなら、起伏が少ない平坦なコースらしいので、盛り上がりに欠けるかも知れません。残り9カ月もないと言うのに、どうなるのか・・・

マラソンランナーも競歩の選手も、全く知らないコースは不安だらけでしょうね。開催国の優位性はなく、海外から来る選手と同じ立場に立たされることになります。

しかし、大迫傑選手はこのように話しています。
「札幌開催の件がメディアで取り上げられてますが、良い意味で僕個人はどっちでもよくて、選ばれたら何処だとしてもベストを尽くすだけだと思ってます」と。

また、MGCで代表の座を獲得した服部悠馬選手も、大迫傑選手同様の発言「どこでもベストを尽くします」。

大迫傑は2021年3月頃大会創設?設楽悠太は全面協力とツイートし川内優輝は煽った?

9月に行われた東京五輪代表選考会MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)は、最高の盛り上がりをみせ大成功。しかし、大迫傑選手は、選手に賞金を出さなかったことに疑問を感じ、2021年3月頃に、大会を創設するとツイッターで発表。

「日本人選手の価値を高め、陸上選手がかっこよく見え、稼げる仕事にしたい」と話し、また、これが競技力でも「世界との差を縮める」ことに繋がるはずだとも。

「候補地、正確な時期、スポンサー、全く決まっていません。でも、意志があるその先に、同士を含め、色々なものが着いてくると僕は思います。これが本当のアスリートファーストだと信じて」と言う大迫傑選手。

これに即反応したのが、大学時代からしのぎを削ってきたライバル設楽悠太選手。新規大会の創設という大迫傑選手の画期的な考えについて「全力で協力する! 必ず実現させよう! 日本のマラソン界の為に」と賛同を表明するリツイートをしています。

さらに青山学院大学の原晋監督も賛同と支援を表明しましたね。「彼からはいつも『覚悟』が感じられます!みんなで応援しよう!」とツイートしています。また、神野大地選手も「陸上界を盛り上げたい!僕にもできることがあれば協力します」と支援を表明。

その一方で、プロランナーの川内優輝選手と大迫傑選手はツイッター上で論争を展開。

川内優輝選手は「大迫選手が東京マラソン財団に事実上の戦線布告」とツイート。いくつかの大会の概要を挙げた上で「ここ何年か東京で活躍している選手達が賛同しているので、もし実現した場合、どちらの大会に有力選手が集まり、また、どちらの大会が盛り上がるのか・・・興味があります」と言う内容でした。

大迫傑選手が「3月あたり」とツイートしたことから、川内優輝選手はおそらく「大迫傑選手が創設する大会」VS「東京マラソン」を想定したものと思われます。だから「東京マラソン財団に事実上の戦線布告」・・・となったのでしょう。

多分・・・大会概要の「候補地未定」「秋冬ではなく3月辺り」「記録追求大会」「賞金レース」などから想像を膨らませたのだのではないでしょうか。

これを受けて大迫傑選手は、発言ではなく、選手として何かを追及している人の目線で残念だと反応。
「僕は、東京オリンピック後の選手のモチベーションとか、気象情報など選手にとってベストな状態・・・ベストな時期を考えただけ。また記録は非公式になるかも知れないけど、それでも速さを求めていかないといけない」と。

さらに「川内選手のような影響力がある方が、”宣戦布告”と言われると、この取り組みが単に東京vs別の大会とされてしまい、本来の意図とは全く別の注目のされ方をしてしまうと思います。だから、強く否定させて頂きました」と真意を説明していますね。

川内優輝選手は大迫傑選手の反論に「様々な事が未定な中で、2021年3月辺り」と言うことが具体的だったので推測しました。「煽ってしまいましたが、それはいちマラソンファンとして、大迫選手のやろうとしていることに非常に興味があることの裏返しです」と返しています。

まとめ

2020年7月の東京五輪まで・・・もう9ヶ月を切りました。
ここにきて、「マラソンと競歩を札幌に決めた」と言う、IOCバッハ会長からの一言で、札幌に変更されてしまいそうな状況。

組織委員会の森会長は「IOCの決定は受けなければならない」と言います。しかし、残り期日も少なくなった今頃になって変更だなんて、関係者は戸惑うでしょう。でも、やらなければならない・・・

マラソンと競歩に出場する選手は、まず、札幌のコースが決まらなければ練習もできないのですね。しかし、あと一人の代表選手は、3月のびわ湖マラソンが終了しなければ決まらないのですから、そのことを思えば余裕があるとも言えるかも知れません。

マラソンファンの一人として思うことは、1日も早くコースが決まることを願うと共に、代表に決まった選手全員が、最高の状態で2020年7月に臨めることを祈ります。後は、3月の、3人目の代表が誰になるのか・・・

色々な状況から、大迫傑選手か、設楽悠太選手のどちらかだと思います。

Hondaの設楽悠太選手が9月30日、都内で記者会見に応じ、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を戦い終えての感想、今後のレース出場予定などを語った。

設楽悠太が少しだけ漏らした本音
2018年2月25日に開催された東京マラソンで、16年ぶりの日本新記録となる2時間6分11秒をたたき出したのが設楽選手。さらにその7ヵ月後、10月7日のシカゴマラソンで大迫傑選手(ナイキ・オレゴン・プロジェクト)が2時間5分50秒で日本記録を更新した。

9月15日に開催されたMGCで獲得できる五輪代表枠は2つで、両選手が大本命とされていた。

ところが結果は富士通の中村匠吾選手が2時間11分28秒で優勝。2位は同36秒でトヨタ自動車の服部勇馬選手。2人が東京五輪の日本代表に内定した。

大迫選手はわずかに及ばず3着に。スタート直後から単独で抜け出した設楽選手は30km過ぎに失速。37km過ぎに後続のメイン集団に抜き去られ、2時間16分09秒の14位でゴールした。

「今回一発選考を採用したことで世間から見たらとても分かりやすい選考でしたが、僕からしたらこの時期にマラソンは勘弁してほしいと思いました」と笑いを誘いながら、「でも決まった以上、選手は従うしかないですし、いい選考方法だったとは思います」とMGCから半月経過したこの日、設楽選手は少しだけ本音を漏らした。

 

残りの1枠をかけた戦い
男子マラソンの東京五輪代表枠は3。残る1つは『MGCファイナルチャレンジ』と呼ばれる今後の指定3大会で2時間5分49秒を切った選手がいれば代表になる。これが現れない場合はMGC3着の大迫選手が最後の五輪切符を手にする。

日本陸上競技連盟が指定する今後の3大会とは、2019年12月1日の『第73回福岡国際マラソン』、2020年3月1日の『東京マラソン2020』、3月8日の『第75回びわ湖毎日マラソン』だ。『MGCファイナルチャレンジ』の設定記録は、大迫選手が持つ日本記録よりも1秒速いタイムである。

この非常に厳しい設定タイムを破る可能性が最も高いのは設楽選手と大迫選手だろう。学生時代の箱根駅伝から常に戦ってきた設楽選手と大迫選手は、東京五輪代表の座をめぐっても注目を集める。

東京五輪に向けたチャレンジ
気温がようやく低くなり、ランニングシーズンが本格化すると、トップクラスの実業団ランナーは駅伝に集中する。五輪を決めている中村・服部両選手も所属する企業の一員としてニューイヤー駅伝出場を見据えつつ、東京五輪への準備に余念がない。

「このあと駅伝シーズンに入るのでチームに貢献できる走りを目指すとともに、冬か春にハーフマラソンを走り、4月にはトラック練習を積んで、本番となる東京五輪を迎えたいです」(中村選手)

「まだマラソンかハーフマラソンかは決めていませんが、駅伝は地区予選から走る予定です」(服部選手)

もちろんHondaの重要な戦力である設楽選手も「このあとは駅伝があるので、まずはそこにしっかりと集中したい」とコメントしつつ、それと同時に東京五輪へのチャレンジを目指す決意を明らかにする。

「(コンディションなどの)状況を見ながら12月までにマラソンを1本走りたいなと思っています」

もちろんファイナルチャレンジという意味だ。さらに「来年ももうひとつ」とつけ加えた。2レースを走る予定なのだ。

それが福岡国際と、過去に日本記録を出した東京マラソンを指すのか。戦略もあってその明言は避けたが、飄々としたスタイルでチャンスに挑む設楽選手の走りをしっかりと見てみたい。

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