野村萬斎2020五輪 演出の総合統括!「七つの会議」サラリーマンいねむり八角とは?

野村萬斎さんと言えば、「陰陽師」 安倍晴明を思い浮かべてしまいますね。

映画「陰陽師」で、神秘的な雰囲気が漂う、素晴らしい安倍晴明を演じて魅せた野村萬斎さん。
狂言師にとどまらず、映画やドラマそして舞台と幅広く活躍。

そして今回、野村萬斎さんは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開閉会式を演出する総合統括に就任されました。2019年1月30日福島県のJヴィレッジで開かれた、大会組織委員会の理事会で承認されました。

総合統括:チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターと言うそうです。1月31日東京都内で会見し、「復興五輪の名に恥じない、シンプルかつ和の精神に富んだものにしたい」と話されていました。東日本大震災の「鎮魂と再生」を主題の一つに挙げているそうです。

古典芸能の第一人者ですが、狂言師にとどまらず、俳優としても映画やドラマなどで大活躍されています。何をやらせても超一流の野村萬斎さんの腕のみせどころ・・・「鎮魂と再生」を軸として、古典芸能と多種多様な現在アートを、どのように絡ませ融合させるのか・・・4式典での発表がとても楽しみ。

野村萬斎さんは、1994年から95年にかけての1年間、ロンドンに留学されています。ハムレットやマクベスも演じられたことがあり、シェイクスピア作品についても造詣が深い方。
造詣が深い:特定の分野に深い知識や技量を持っており、非常に精通していること。

狂言とシェイクスピアは、相通じるものがあると話されている野村萬斎さんが、どんなふうに絡ませて表現されるのか、それも楽しみのひとつ。

ちょっと意外な感じがしますけれど、野村萬斎さんは、マイケル・ジャクソンの「ムーンウオーク」が得意なのですよ!映像でチラッと見たのですけれど、確かに上手い。演出のどこかに「ムーンウオーク」を取り込む可能性もありそう・・・かな。

それから、郷ひろみさんの物まねが上手いって、あなたはご存知でしたか。バラエティ番組の中でしたが、大きな居酒屋・・・だったかな(ごめんね、店名覚えてない)で、郷ひろみさんの物まねを披露。かなりいい線いってたように思いました。上手かったですよ。

居酒屋に辿り着くまでの街中で、萬斎さんの姿を見て「わあ!」「あ・あ・あっ!」「きゃあ!」「ファンなんですっ!」と叫ぶ女性の方が多かった!人気ありますね。

今、映画「七つの会議」」で、野村萬斎さん演じる「いねむり八角」が話題になっていますが、香川照之さんとの絡み合いが凄いらしいですね。顔がくっつきそうな距離でにらみ合う予告画面ありました。

ドラマでは同期入社の設定だそうですよ。
同期入社なのに、一人は幹部に上り詰め、一人は居眠りばかりしている社員・・・普通なら首になっても不思議じゃない。でも首にならないのはなぜ・・・謎ですね。

いつも居眠りばかりしている八角が、逆襲するような最後になるのかな・・・なんて、想像しているのですが、陰陽師を超える代表作となるのかどうか。

人間国宝の父を持つ野村萬斎さんは、子供時代はどのような生活をされていたのかも含めて、古典芸能のみならず多方面で活躍されるようになった道筋を、辿ってみたいと思います。

スポンサーリンク

野村萬斎さんが狂言に目覚めた三番叟!映画ドラマ 演じる度に当たり役??

野村萬斎さんは4人兄弟ですが、2人の姉と妹の・・・女性3人に囲まれて育ったのですね。
3才になった1969年、「靱猿」の子ザル役で初舞台を踏み、4歳になると初めて台詞のある役を演じました。♦靭猿(うつぼざる):狂言師をめざす子弟が(猿の役で)幼少時初めて舞台に立つ演目。

平成6年に野村萬斎さんを襲名するまでは、本名の野村武史さんなのですが、話がわかりにくくなるので、萬斎さんで通しますね。

小学校から高校まで国立筑波大付属で学びましたが、中学生になった頃から狂言に身が入らず、野村萬斎さんが積極的に取り組んだのは、部活動のバスケットボールやバンド活動でした。この頃マイケルジャクソンにはまっていたらしい・・・のです。

そして、狂言師の一族であることを誰にも話さなかったそうです。「他の人とは違う」と思われたくなかったからだ・・・とか。

野村萬斎さんは、変声期を迎えた時には声が出なくなってしまったこともあって、ますます狂言から遠ざかるようになってしまうのですが、高校3年生になった時「三番叟」を演じて、初めて気がついたそうです。「狂言は面白い!」と言うことに。

狂言の面白さに気がついた野村萬斎さんは、高等学校卒業後、東京藝術大学音楽学部の「邦楽科能楽専攻」に入っていますから、本気で狂言の道を進む覚悟を決めたのでしょうね。そして平成6年(1994年)には野村萬斎を襲名されています。

スポンサーリンク


野村萬斎さんは伝統芸能の世界で育ちましたが、狂言以外にも俳優としてドラマ、映画、舞台などで活躍。

♦1994年には、NHKの大河ドラマ『花の乱』に。細川勝元役で出演。
・室町時代(退廃した時代)と応仁の乱を取り上げた作品。
野村萬斎さんは萬屋錦之介さんと対等で渡り合い、一気に名前を知られるようになりました。

♦1997年にも朝の連続テレビ小説「あぐり」にも出演。
・2015年に亡くなった実在の美容師・吉行あぐりさんの半生をモチーフに描かれた作品。
・あぐり役を演じた田中美里さんがブレイク。
・野村萬斎さんは、あぐりの夫「エイスケさん」を演じ。ブームが起きました。
・作家吉行淳之介さんと女優吉行和子のお父様である、吉行エイスケさんをモデルにしています。

♦2000年「蒼天の夢」:吉田松陰と高杉晋作の物語で杉晋作を演じ更に知名度を上げました。
・因みに吉田松陰役は中村橋之助さんでした。

♦2001年、映画『陰陽師』で主演。
「陰陽師」安倍晴明と言えば野村萬斎と言われるほどの当たり役となりました。
「華の乱」の細川勝元役、「あぐり」の夫エイスケ役など、出演する度に当たり役と言われていましたが、「陰陽師」安倍晴明は当たり役の「極」でしょう。

♦2008年には鞍馬天狗役などでも活躍。これは余談になりますが、石原良純さんが桂小五郎で出演されていました。ちょっと意外な感じがします。( ´艸`)

♦2003年に始まった「にほんごであそぼ」と言う子供向けの番組(Eテレ)に出演されて以降、野村萬斎さんは、今も尚レギュラーとして出演されています。

♦2015年の「オリエント急行殺人事件」を覚えていらっしゃるでしょうか。アガサ・クリスティーの名作ですが、フジテレビ開局55周年特別企画で2夜連続で放送されました。野村萬斎さんは名探偵ポアロ役。(ドラマでは、全て日本名に変更されていましたけれど)

野村萬斎さんが「これだけの豪華キャストの取調べができ、本当に探偵冥利に尽きた」と、語られた豪華キャストが、松嶋菜々子さん、二宮和也さん、杏さん、玉木宏さん、沢村一樹さん、佐藤浩市さん、西田敏行さん・・・主役級の方々ばかり。

♦2019年、今話題になっているのが「七つの会議」で、野村萬斎さんが演じる「いねむり八角」・・・新たな当たり役となるかも知れません。公開初日から既に、興行収益20億が見込まれるほど出足が良かったそうです。下記のように、そうそうたるメンバーが顔を連ねています。

野村萬斎さん、香川照之さん、及川光博さん、片岡愛之助さん、北大路欣也さん、音尾琢真さん、藤森慎吾さん、朝倉あきさん、岡田浩暉さん、木下ほうかさん、吉田羊さん、土屋太鳳さん、小泉孝太郎、溝端淳平さん、春風亭昇太さん、立川談春さん、勝村政信さん、世良公則さん、鹿賀丈史さん、橋爪功さん。

♦あっ、そうそう。ここで忘れてはならないのが、1985年に公開された黒澤明監督の映画「乱」。
黒澤明監督から「少年で、能・狂言の技術を有した人物はいないか」と相談されたのは、演技指導されていたお父様の野村万作さんでした。

候補者の写真の中に、お母様が密かに萬斎さんの写真を紛れ込ませていました。それが黒澤明監督の目に留まり、「歳はくっているけど技術も持っているし、出演してもらおう」と出演が決定したそうです。その時野村萬斎さんは17才。

鶴丸は、以前、秀虎に滅ぼされた城主の嫡男でしたが、死をまぬがれた代わりに目を潰されていました。
野村萬斎さんは、盲目の鶴丸役で、印象的なラストシーンを演じています。
焼け落ちた城跡で鶴丸は、落ち合う約束をした姉が、殺されたことも知らずに待ち続けるのです。

そして、鶴丸の手から、姉が託した阿弥陀如来の掛け軸が滑り落ちると、掛け軸がほどけて阿弥陀如来の絵姿が現れるラストシーン・・・盲目の鶴丸に見えるはずもありませんけれど。

虚しい・・・決して来ることのない姉を待ち続ける姿は切なく、胸に迫るものが・・・

「のぼうの城」は東日本大震災に配慮し公開を1年延期

2012年11月2日に公開された「のぼうの城」は、実に丸1年間延期されました。
2011年3月11日に起きた「東日本大震災」に配慮して、公開時期を1年遅らせていたのです。
最初の予定では2011年9月17日に公開されることになっていました。

その理由の一つが「水攻めシーン」にありました。
地震ばかりか津波による被害が大きく、嘆き苦しむ多くの方々のことを考えてのことだったのです。
「のぼうの城」の水攻めシーンが、あまりにもリアルで、迫力があったのではないでしょうか。

撮影された当時の映像には、人間が水に飲み込まれてゆくシーンなどもあった為、「東日本大震災」に考慮して、大幅に修正が加えられたそうです。

「東日本大震災」を考慮して延期されていた作品がいくつかありましたが、それらは比較的早い段階で公開されていました。ただ「のぼうの城」は丸1年延期されました。

「のぼうの城」の公開を楽しみにしていたので、公開後まもなく観に行きましたが、映画の冒頭と最後の方に「水攻めシーン」がありました。もの凄い迫力に驚いた記憶があります。「このシーン、どうやって撮影したの!」って。

この「水攻めシーン」をみれば、「東日本大震災」の後ではリアル過ぎて、公開が1年延期されたのも納得・・・と言うか、よくわかります。修正された後でも迫力は半端なく凄いものでしたから、撮影当時の映像は、更なる迫力で迫ってくるものだったのでしょう。

主人公の成田長親は、領民からも「のぼう様:でくのぼう」の愛称で呼ばれている捕らえどころのない人物ですが、地面から数センチ浮いている存在としてオファーされたと語られた野村萬斎さん。

「のぼう様」は、武勇もなければ智謀もない「でくのぼう」ですが、他人に好かれる才能?と言うか、異常なほど、民から「人気」があり愛されている存在でした。

そんな「でくのぼう」が、次第に将として開花していくのです。

「のぼうの城」は、野村萬斎さんでなければ出来なかっただろうと言われています。
態度や物腰に独特の雰囲気があり、どこかつかみどころのない魅力がある野村萬斎さんが演じる、「のぼう様」の飄々とした雰囲気もぴったりで、地面から少し浮いている存在・・・確かに、そんな感じ。

見どころは小舟の上でみせる「田楽踊り」で、「のぼう様」は1人で、2万人の敵兵を引き付けるために、いろんなことをやって魅せ、最終的には男女の秘め事をイメージしたものが「田楽踊り」だとか。

「のぼうの城」は、野村萬斎さんの魅力が溢れていると思います。人それぞれで、好き嫌いがあるでしょうね。でもわたしは面白かったですし、「水攻め」は知っていましたが、成田長親(のぼう様)の人柄について知ることが出来たのは収穫です。

野村萬斎さんとファミリー!

野村萬斎さんは、狂言方和泉流の能楽師、俳優。能楽狂言方和泉流野村万蔵家の名跡。
お父様は人間国宝の野村万作さん(87才)です。
野村萬斎さんは、インタビューなどでも「家族が一番大事」と話されています。

野村萬斎
本名  :野村武史
生年月日:1966年4月5日。
血液型 :B型。
身長  :174センチ。
出身地 :東京都。
学歴  :小学校~高校:国立筑波大学付属。東京芸術大学(音楽学部ほ邦楽科能楽専攻)。

配偶者 :名村千恵子。
父   :二世野村万作。
母   :阪本新葉子。

長女  :野村彩也子(のむらさやこ)。
生年月日:1997年9月25日。
出身  :東京都。
身長  :161cm。
血液型 :B型。

白百合学園から慶応大学に入りましたが、ミス慶応にもなっていますね。そして4月からは4年生ですけれど、イギリスのオックスフォード大学、アメリカのウイリアムアンドメアリー大学に留学されたこともあるのです。

一番得意なのが英語だそうですが、フランス語は高校生の頃から学校で勉強されているので、多少はわかるとか。韓国語は、韓国ドラマが好きなので独学で頑張り、読み書きできて話せると言いますから、かなりのもの。

下記画像元のアドレス:https://is.gd/38yCdF

長男  :野村裕基 (のむら ゆうき):狂言師を継承されることが決まっています。
生年月日:1999年10月9日。
出身地 :東京都。
血液型 :AB型。

東京都豊島区の立教小学校で、保護者の紹介欄に野村萬斎さんの名前があったらしく、中学、高校共に立教に通っていたのではないかと言われています。

ずっと野村萬斎さんがレギュラーでやっていたEテレの「にほんごであそぼ」に長男の裕基さんも出演。お父さまの野村萬斎さんにそっくり!

最近は、父の萬斎さんと共に、いろんな番組で見かけることが増えました。お姉さまの彩也子さんと共に公文のCMにも登場。親子の仲睦まじさが伝わってきますね。

次女:野村綾加里(のむらあかり:)。
まだ10才と言うことなので詳細情報はありません。ただ、次女のことについて「あまり早く、大きくならないで欲しい」と野村萬斎さんがおっしゃっていました。

大きくなると手元から離れていくので寂しいからでしょうね。「可愛いですね!」と眼を細めていらっしゃいましたし、末っ子は尚更可愛いのででしょう。

狂言師の後を継ぐ裕基さんには、師弟関係があり厳しいけれど、娘には「甘いですね」とご自身でも話されていましたから、末っ子のお嬢様には「特甘」なのかも知れません。

まとめ

「陰陽師」 安倍晴明と言えば野村萬斎さん・・・そんなイメージが強いですね。

映画「陰陽師」では、神秘的な雰囲気が漂う、素晴らしい安倍晴明を演じて魅せた野村萬斎さんですが、狂言師にとどまらず、映画やドラマそして舞台と幅広く活躍されています。

そして今回、野村萬斎さんは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開閉会式を演出する総合統括に就任されました。2019年1月30日福島県のJヴィレッジで開かれた、大会組織委員会の理事会で承認されたそうです。

2020年東京五輪の、開閉会式を演出する総合統括として就任が決まった狂言師の野村萬斎さん。
1月31日東京都内で会見し、「復興五輪の名に恥じない、シンプルかつ和の精神に富んだものにしたい」と話されていました。

古典芸能の第一人者ですが、狂言師にとどまらず、俳優としても映画やドラマなどで大活躍されています。何をやらせても超一流の野村萬斎さんの腕のみせどころ・・・「鎮魂と再生」を軸として、古典芸能と多種多様な現在アートを、どのように絡ませ融合させるのか・・・4式典での発表がとても楽しみ。

マイケル・ジャクソンの「ムーンウオーク」が得意な野村萬斎さん。何処かでさりげなく取り入れてくるような気がしますね。( ´艸`)

野村萬斎さんからオファーされると思うのが、フィギュアスケートの羽生結弦選手と、5月に、十三代目市川団十郎白猿(はくえん)を襲名予定の市川海老蔵さんの2人。インタビューの時に記者からも二人の名前が出ていました。3人揃って「陰陽師」と言うことも無きにしも非ずかな。

でも、多くの方が同じように考えているでしょうね。日本を代表する人気歌舞伎役者と、世界的に名前が知られているフィギュアスケーターですから。きっと「ある」でしょう。

2020年8月・・・遥かに先の話なんて思っていたのが、もう来年に迫っているのですね。各競技のチケット価格が発表されましたけれど、高い!ですよね。

あなたは、何を見たいと思っていらっしゃるのでしょう。行きたくても、先立つものがないとどうすることもできません。テレビで観戦になってしまう可能性が「大」です。仕方ないか、お金ないもの。

それはともかく、野村萬斎さんの演出が楽しみです。世界の人々を唸らせるような、素晴らしい開幕ショーになりますように!

スポンサーリンク

おすすめの記事