24時間体制で、0才児から就学前までの子供を預かる、認可保育園があるなんて、わたしは知りませんでした。あなたは、ご存知でしたか?「夜間保育園があることさえ、知られていないのではないでしょうか」と話されるのは、34年間もの長きにわたり、夜働く人たちのために、夜間の保育園を続けてこられた、エービーシー夜間認可保育園の片野園長です。

夜間保育園を必要としている方々・・・夜間または深夜の仕事に従事されている方の仕事を、思いつくままに挙げてみましたけれど、夜間や深夜の仕事は実に多くの業種があるのですね。あなたも一緒に確認してみましょう。

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  • 命を預かる仕事・・・
    医師、看護師、警察、救急隊員、消防士など、24時間体制で働く方がたくさんいらっしゃいます
  • 新聞記者の方々も、リアルタイムでニュースを届けるために、昼夜を問わず全国を飛び回っていらぅしゃいますよね。
  • 長距離トラックの運転手の方も、地方や、遠隔地に物を運ぶ為に、昼夜関係なく仕事をされています。
  • ツアー観光バスの運転手の方も、昼夜関係なく仕事をされているでしょう。
  • 物を生産する工場では、商品不足に陥らないよう、機械を24時間稼働させるため、交代で夜間の勤務についている方たちもいます。
  • また、長時間にわたる道路工事は、交通量の少ない深夜が多く、夜間工事現場で働く方も数多くいます。
  • そして、介護施設などの現場で働く方なども、交代で昼夜働かれる仕事です。
  • もっとも身近に感じているコンビニなども、都市部では24時間営業が多く、夜間働く方々がたくさんいます。

夜間認可保育園の数が少ない!夜間働く人も子供の数も多いのに!

2017年9月30日に公開された映画「夜間もやってる保育園」。
「24時間体制の夜間認可保育園」で園長をされている、片野清美さんの熱意が届き、撮影されたドキュメンタリー映画です。

片野清美さんが園長をされている「エービーシー夜間保育園」は、東京都新宿区大久保で、0才児から就学前までの子供を預かる、認可保育園です。

現在、日本の認可保育園は25,000カ所ありますが、夜間の認可保育園は全国でわずか約81カ所しかありません。何と昼間の認可保育園の数は、夜間保育園の312倍もあるのです。
少し差がありすぎませんか?

全国に81カ所しかない認可夜間保育園の一つが「エービーシー夜間保育園」ですが、夜間や深夜の仕事に従事する人たちの頼もしい味方となっています。

新宿大久保にある「エービーシー夜間認可保育園」は、批判や偏見をはねのけて34年も頑張り続けました。アドレスをクリックして詳細を見て下さい。⇔ https://is.gd/tVy818

https://is.gd/h8TIu5  左記のアドレスも「エービーシー夜間保育園」に関する詳細がわかる記事なので、クリックして下さいね。

下記アドレスをクリックすると、深夜2時に始まる夜間保育園のお迎えラッシュ時間帯に、迎えに来た親が語っています。⇔ https://dot.asahi.com/wa/2017092900009.html

「エービーシー夜間保育園」の片野清美園長は「映画を撮っていただけないでしょうか」と、大宮浩一監督に手紙を出されました。一人でも多くの方に、深夜保育園について知って欲しいとの思いがあってのことでした。

その熱意に動かされた大宮浩一監督が、「エービーシー夜間保育園」の中で過ごす園児たちの姿を、ありのままに撮影されたドキュメンタリー映画です。大宮浩一監督は、2010年に文化庁映画賞、文化記録映画大賞を受賞された方。

「エービーシー夜間保育園」は現在、90人の子供を預かっているそうです。スタッフは、保育士35人、看護師2人。勤務は4交代制になっていて、24時間体制だと言います。

子供を預ける保護者の職業はさまざま。

  • 国家公務員、医師、看護師、マスコミ関係、大企業の社員、飲食店勤務
  • 夜間保育園に子供を預けている保護者の多くが、上記のようなキャリア、医師、看護師、大企業の社員だと聞いて少なからずおどろいています。
  • わたしはクラブ、バー、飲食店など、水商売で働く方々が多いのだろうと想像していたからです。

でも、これこそが偏見なのですよね。反省しなきゃ・・・と思いました。あなたは、夜間保育園と聞いて、どんなイメージをもたれたかしら?間働く方々の恩恵を受けていることに気づいていない!

夜間働く方々の恩恵を受けていることに誰も気づかない!子供のために夜間保育園は必要!

昼間は働き、夜は寝るという、ごく一般的な生活スタイルで暮らしているわたしは、夜働く方々の生活について深く考えたことは、ほとんどありませんでした。ですが、考えてみれば、夜働く方々の恩恵を、少なからず受けているのです。

多種多様な仕事があって、勤務時間も多様。職種により働く時間もさまざまです。

それで世の中が成り立っているし、人それぞれがお互いに、いろいろな恩恵を受けているのですが、自分の生活を中心に考えてしまうため、そのことに気がついていません。わたしもその一人でしたから、大きなことは言えません。

勤務時間が昼夜逆転しているだけであって、生活して行く上で必要なことは、昼も夜も全く変わらないのです。特に子供は、昼間の保育園に通う園児と全く同じなのです。昼間は遊び、夜になると、昼間の子供と変わらない時間に眠りにつくのです。

わたしなども、夜働く方々の仕事について何も知らないのに、ただ時間帯で区切って、勝手な尺度で物事を考えてしまうことが、多々あったかも知れません。

だからこそ片野園長は、偏見をなくして欲しいとおっしゃるのですね。
わたしも、偏見など持っていないつもりでしたが、夜間保育と聞いて、クラブや、バー、飲食業などを、ふっと思い浮かべたのですから本当に情けない!

「エービーシー夜間保育園」の片野清美園長は、「子供は昼間遊び夜は寝るものだ」「水商売の方が多いのでしょう。なぜ、深夜まで保育園をやる必要があるの」など、偏見に満ちた意見や発想がとても多いのだと話されています。

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エイビイシイ保育園の片野園長は、「子供の滞在時間が長いから体にいいものを食べてほしい」と、有機栽培や無農薬の食材を使っているそうです。広島にいい鶏肉があると聞けば、現地に足を運び、自分の目で確かめます。

『高いでしょ?』とよく聞かれるそうですが、昼と夕食とおやつで1日700円に収まるんですよ」と片野清美園長はおっしゃいます。有機野菜や無農薬の食材を使うことで、子どもたちは風邪を引かなくなり、アトピーの子も減ったと感じているそうです。

更に、エイビイシイ夜間保育園は看護師がいるので、子供が熱を出しても対応できる体制も整っているので、預ける親にとっては不安がありません。普通の保育園では、子供が37.5度以上の熱を出すとすぐに、親に連絡が入るらしいですから。

まとめ

「必要としている親と子どもに、必要としている保育をしたいという、単純な私たちの思いなのです。昼預かる子も夜預かる子もみんな平等でしょう」と話されるのは、新宿大久保で「エービーシー夜間保育園」の園長をされている片野清美さん。

片野清美園長の認可保育園では、夜間の保育だけでなく昼間の保育でも、さまざまな取り組みを行っています。今では、社会福祉法人として、民間学童保育も運営しているそうです。

完全オーガニック食材の給食をはじめ、注意喚起・多動性障害のあるこどもへの、療育プログラムの導入などの試みが評価されていると聞きました。

 現在、認知されている夜間保育園は、全国にわずか約81カ所だとか。なぜ、夜間保育園が増えないのでしょうか。

34年間頑張ってこられたエービーシー夜間保育園」の片野清美さんは、夜間の認可保育園が増えない理由について、下記のように話されています。

まず、経営面の難しさ(夜間の人手確保、安全面など)があるということ。そして行政側の事情などもあり、認可にするための財源を確保するのが難しいということ。さらに、夜間保育園をやろうという意欲を持つ職員が少ないこと。

「国や自治体は、夜間保育園のニーズはそんなにないのではないかと考えています。認可外のベビーホテルが増えているという現実を見るとニーズはあるはずです。これらを認可にして、夜間保育園を増やせばいいのに」・・・と。

この81か所の夜間保育園では、「エービーシー夜間保育園」と同様に、それぞれ工夫しながら頑張って、夜働く方々のお子様を預かっていらっしゃいます。

ところが、夜間預けられている子供の数は、無認可のベビーホテルなども入れると、およそ30,000人くらいだと言われています。夜間の保育園が、いかに少ないかということですよね。

現在預けられているのはおよそ30,000人くらいですが、必要としている方はもっともっと多いと思われます。預けたくてもベビーホテルなどは金銭的に無理だし、認可されている夜間保育園は少なくて入れない・・・など預けられない方もいるでしょう。

昼間を中心に活動しているわたしたちは、夜間の仕事に従事している方々の恩恵を受けていることさえ気がついていないのです。わたしも気がつかず何気なく過ごしてきましたが、考えてみるといろいろ恩恵を受けていることがわかります。

命を預かる仕事・・・
  • 医師、看護師、警察、救急隊員、消防士など、24時間体制で働く方がたくさんいらっしゃいます。
  • リアルタイムでニュースを届けるために、全国を飛び回っている記者の方々も、昼夜を問わず仕事をされています。
  • 地方や、遠隔地に物を運ぶ、長距離トラックの運転手の方、さらには、ツアー観光バスの運転手の方などもそうですね。
  • 物を生産する工場では、商品不足に陥らないよう、機械を24時間稼働させるため、交代で夜間の勤務についている方たちもいます。
  • また、長時間にわたる道路工事は、交通量の少ない深夜が多く、夜間工事現場で働く人も数多くいます。
  • そして、介護施設などの現場で働く方なども、昼夜交代で働かれるのでしょう。
  • もっとも身近に感じているコンビニなども、都市部では24時間営業が多く、夜間働く人がたくさんいるのです。

「都市部では共働きも多いし、また、夜間の仕事にしかつけない方もいます。夜間の保育園は必要不可欠です」と、片野園長はおっしゃいます。

片野園長とご主人の2人で、34年前にビルの一室で「ABC乳児保育園」を開設されました。現在に至るまでの34年間頑張ってこられましたが、「認可」を勝ち取るまでは言葉で言い尽くせない程苦難の連続だったのでしょう。認可される迄行政とのたたかいは、何年にもわたって続いたようです。本当に大変だったのでしょうね。

夜間保育園の存在を知ったばかりですが、子育て支援が、夜の子供たちにも行き渡ることを願います。昼も夜も子供の日常は変わりません。幼い子供が、誰もいない夜の部屋でただ一人、親の帰りを待たなくてもいいように、夜間の認可保育園が増えることを祈ります。

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