世界で活躍する吉田大貴さん!元高卒アルバイトがマイクロソフトに引抜かれ本社勤務!

社会人のスタートが、マクドナルドのアルバイトだった吉田大貴さん。今では、米国マイクロソフト本社に入社・・・凄いですよね!

マイクロソフト本社の平均年収は3050万円くらいなんだとか・・・凄いの一言。
因みにバイト時代の時給は¥800だったそうです。それが何と、マイクロソフトコーポレーション本社に入社。しかもヘッドハンティングされて入社したと言うのですから尚更凄い!

♣ヘッドハンティングとは・・・経営者や経営幹部、それに準ずるミドル層などの優秀な人材を、外部からスカウトし自社に引き入れること。引き抜きですね。

もちろん、マクドナルドから直接マイクロソフトに入社したわけではありません。社会人でのスタートがマクドナルドのアルバイトだった・・・と言うことです。

ヘッドハンティングされて、マイクロソフト本社に入社した吉田大貴さんは、現在29才ですが入社したのは、2年前の2018年で当時27才でした。

現在、吉田大貴さんの役職名が、「マイクロソフトコーポレーション カスタマーアドバイザリーチーム  シニアプログラムマネージャー」と言う長~い名前。

吉田大貴さんは、インターナショナルスクールに通っていたので、勉強はもちろんのこと、友達との会話も全て英語だったそうです。さらには、11歳の時イギリスに留学して寮生活をはじめました。

田舎町にあった寮での生活は、80%がイギリス人で残りの20%は、ドイツや香港など多国籍の学生だったと言います。そこで生活していく中で、多様性に触れた経験ができたことは大きかったでしょう。

様々な国の人々と交わることで、多種多様な考えや意見があることを知り、自分の持っていた固定概念が崩され、考え方や感じ方の違いなど、多様性を肌で感じ取ることができたのは大切な経験だったはず。

イギリスでは高校に入学する時点で、専攻する分野を決めるそうですが、吉田大貴さんが選んだのは「応用数学」「物理」「化学」「製品デザイン学」。理系科目しか得意じゃなかったと言います。

そして選んだ大学は、得意としているコンピュータ科学の名門インペリアル・カレッジ・ロンドンと、ロンドン大学のふたつ。どちらにも合格しています。

吉田大貴さんは、ふたつの大学に合格しながら、進学することができなかったのです・・・2009年、お母様が病気で倒れたため帰国しなければならない状況に追い込まれていました。

イギリスの奨学金制度を調べたそうですが、イギリスの制度では外国人として扱われてしまい、奨学金を受けられません。逆にまた、日本の制度ではキングス・カレッジ・ロンドン卒業が、正当に評価されなかったといいます。

日本帰国子女枠には当てはまっていたのですが、吉田大貴さんは日本語が苦手だったため、試験を受けることさえ出来なかったのだとか。

11才でイギリス留学した時には、当然のように英語での生活に違和感なく溶け込んでしまったため、使う必要がない日本語が苦手になってしまったのでしょう。

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マクドナルド時給800円スタート!7ヶ月でスウイングマネージャー!

帰国した吉田大貴さんは、日本語が苦手だったので苦労を強いられましたが、諦めることなく目標に向かっていく強さを持っていました。

実家の経済的な事情があって大学進学を諦めた吉田大貴さん。実家の家計を支えるため地元の明石で職探しを始めたのですが、その頃は、リーマンショックによる世界的な不景気の最中でもあり、思うような仕事はありません。

唯一、働くことができたところ・・・それが、家から歩いて通える場所にあったマクドナルドだったそうです。生まれて初めての仕事は、時給800円でした。

吉田大貴さんはマクドナルドでのダイバーシティが「財産」になったと振り返っています。

♦ダイバーシティとは・・・多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。
性別や人種の違いに縛られることなく、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、広く人材を活用することで、生産性を高めようとするマネジメントについてのこと。

♦企業がダイバーシティを重視するのは、有能な人材の発掘や、斬新なアイデアの喚起、社会の様々なニーズに対応すると言う狙いがあるようです。

吉田大貴さんはマクドナルドで働いたことで、コミュニティの大切さを学んだ・・・と話していました。価値観が全く違う高校生、大学生、フリーター、主婦・・・みんなが受け入れてくれたそうです。

マクドナルドで真面目に働き続けた吉田大貴さんは、7ヶ月が過ぎた頃には、スウイングマネージャーになっていたのです。スウイングマネージャーって店の責任者なんですね。

♦スウイングマネージャーの仕事は、下記のようなものらしい。

  • スウイングマネージャーになると、クレームの対応や責任者としての対応する機会も多くなるので、場合によっては理不尽な思いをすることも多いと言う。
  • 一番大変なのが、店舗内の人間関係らしい。24時間営業の場合など、メンバーの引き継ぎをしなければなりませんが、朝メンバーと夜メンバーが対立することもあるのだとか。まとめるのは大変でしょうね・・・
  • その他にも、閉店後に売り上げを入金する作業で、売り上げとレジのお金があっているか否かを確認する作業もあり、かなり大変みたい。

吉田大貴さんは、スウイングマネージャーの仕事をこなしながら、IT系の企業で働く夢を追い求め、就職活動も継続していました。。

IT企業ヘルプデスクからSIer(エスアイヤー)に!

リーマンショック後の不況が続く中でも、IT系の企業で働く夢を追い求め、諦めることなく就職活動も継続していましたが、高校卒で、しかも日本語が苦手だった吉田大貴さんは、書類選考さえも通らなかったと言います

2010年の夏頃になって、ようやく派遣社員として働き始めたのが兵庫県のマット会社。所属部署は情報システム部でしたが、最初の頃は「電源が入らない」・・・と言った相談に答えるヘルプデスクでした。

♣ヘルプデスクとは・・・顧客からの技術的な問い合わせや、社員からの製品の使い方、トラブルなどに関する問い合わせに対応する仕事。

情報システム ・ソフトウェアの使い方 ・システム障害発生時の対処法。
などについて、電話やメール、チャットなどで答えるのが主な業務であり、コミュニケーション能力はもちろんのこと技術的な知識も必要な職種です。

しかし、IT能力に長けている吉田大貴さんは、任される内容の仕事が除々に増え、正社員登用の声がかけられたのは、派遣されてから、わずか3ヶ月後のことでした。

基幹システム導入の仕事に携わるようになっていた21才の時、タイとの共同プロジェクトマネージャーに選任された吉田大貴さんは、ビジネスの知識がなかったので、“ググって”調べたそうです。

もともと受発注や在庫管理、会計、人事など業務を横断して解決するERP(企業資源計画)の仕事に魅力を感じていたので、他の企業でもその経験を応用できるのでは・・・と考え始めていました。

しかし、またもや高卒の壁・・・書類選考で全て跳ねられてばかり。丁度そんな時、吉田大貴さんの仕事ぶりを見届けていた得意先の取締役から誘いの声がかかる。

上京した時、吉田大貴さんは23才で大学新卒と同じ年令でしたが、職場では上流SIerとして、完全な即戦力として迎えられています。
♣SIer(エスアイヤー)とは、企業から依頼を受けてシステムを構築・導入する人たちのこと。

中には、システムを自前でパッケージングして販売するSIer企業もあります。しかし、SIerの多くは企業から依頼を受けて、その企業に常駐して開発するスタイルが多いようです。また、導入が終わってからも尚、導入後の保守・運用の部隊を持っている会社が相当数あると言います。

上流SIerの即戦力として働き始めた吉田大貴さんは、大手メーカーや、子会社へのシステムの導入、海外法人とのやりとりもリードしていましたが、さらに上を目指して転職を決意したのが、SIerになってから2年目のことでした。

そして転職したのが2000人規模の日系SIer企業。そこで出会った上司は、マイクロソフト製品の豊富な知識を持つ、貢献度の高い個人を表彰する制度・マイクロソフトMVPの受賞者だったのです。

吉田大貴さんは、その上司から勉強するコミュニティがあることや、セミナーに自らが登壇することもできる文化があることを教わったそうです。

「コミュニティで勉強するようになってから、自ら登壇したり、情報を発信するようになったのですが、相乗効果が起こり、情報への理解度が格段に上がりました」と言う。

海外の最先端の情報をグーグルで調べてまとめ、邦訳するなど、積極的な発信をしていく中で「Power Apps」に出会いますが、会社での導入は難しかったので、趣味として一人で研究をはじめたそうです。

転職4ヶ月シニアコンサルタント!その3ヶ月後マイクロソフトから引抜!

2017年に転職してEYアドバイザリー・アンド・コンサルティングなりましたが、その、わずか4ヶ月で後にはシニアコンサルタントに!凄いスピード・・・で。

そして今度は、なんと転職7ヶ月目に、マイクロソフトのリクルーターから、LinkedInで引き抜きの声がかかリました!

♣ LinkedIn(リンクトイン)・・・2003年5月にサービスを開始。世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス。

引抜の連絡内容は「ご存じでないと思いますが、PowerAppsという製品がありまして・・・その技術営業にご興味はないでしょうか? 」というものでしたが、吉田大貴さんは即答しています「知っています!すぐ面接を受けさせて下さい!」と。

吉田大貴さんは履歴書にPowerAppsにたいする情熱をしっかりと書き、シンガポール、アメリカ、日本など4つの面接を受けたそうです。マイクロソフトは学歴など全く問題にせず実績を見ます。吉田大貴さんにとっては願ったり叶ったりの採用でした。

吉田大貴さんは「GlobalBlack Belt」という、PowerAppsに特化した技術営業として、米国マイクロソフト本社に入社。そのころはまだPowerAppsの知名度は、今ほど高くなかったそうです。

入社後は「セミナーを開催し、相手方に出向くなど、とにかく知ってもらうことから始めました」と話しています。1年間でのイベントは29回、名刺交換は350社。1年間の売り上げは10倍強に拡大。世界の利用者数は250万人を超えました。

PowerAppsの特異性は、プログラミングの知識がなくても、どんな人でもアプリを作れること。吉田大貴さんの、半端ではないPowerAppsに対しての熱い思い入れがあってこその成功でしょう。

2020年5月に予定されていた渡米が、新型コロナの終息まで延期になりましたが、渡米後は米国本社ベースで勤務することが決定しています。

夢はさらに大きく未来に向かっています。「努力すれば活躍の舞台は広がっているし、僕自身、インパクトを残せることを証明できたと思う。これからはさらに大きなインパクトを残したい」と。

まとめ

マクドナルドでアルバイトをしていた高卒の日本人が、米国のマイクロソフトコーポレーション本社に入社・・・聞いたときは驚きました。

吉田大貴さんの辿った道のりをみながら、強く感じたことがあります。
米国などの企業と日本企業では考え方が全く違う・・・と言うこと。

マイクロソフトは学歴など全く問題にせず実績を見ているのに対し、日本では学歴に固執しているように思います。杓子定規な考え方が多く柔軟な考え方がない・・・と言うことでしょうか。

日本の場合は、どんなに才能があり優れた技術を持っていても、学歴優先で門戸さえ開かれず書類でふるい落とされてしまう・・・

学歴は宝石を収める宝石箱のようなものだと思いませんか・・・
素晴らしい宝石箱も開けて見なければ、何が詰まっているかなんてわからないでしょう。

学歴優先は、素晴らしい宝物を見ることもなく蹴飛ばしているようなもの。才能を持った学者や医師が、どんどん海外に流れて行くのも同じ理由なのかな。勿体ないの一言。

だけど、学歴は確かに大切だと思う。役に立つ、多くの知識が詰め込まれているのだから・・・持てる知識をうまく使いこなせれば・・・凄いこともできると思う。

新型コロナが収束して、渡米した吉田大貴さんがPowerAppsの次に、さらに大きなインパクトを残してくれるように見守りたい。

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