大迫傑か設楽悠太それとも井上大仁か3月1日東京マラソン?!代表残り1枠が決まる!

2020年3月1日。
コロナ肺炎の感染拡大を防ぐため、エリート選手200人だけが走る東京マラソン!
東京マラソンは、びわ湖毎日マラソンと共に東京五輪代表の最後の1枠が掛かった一戦。

3強と言われている大迫傑選手、設楽悠太選手、井上大仁選手の3人が東京都内で記者会見しました。この中の誰かが五輪代表の座を奪取するのか、それとも思いがけない伏兵が彗星のごとく現れるのでしょうか・・・

大迫傑選手は「ケニアで練習してきました。変わった練習をしていたわけではないですが、いい練習が出来たと思っている。MGCで3位になったことが自分を動かす原動力になりました。普段の大会と同じように、誰よりも速く走ることだけしか考えていません」と。

「海外選手に食らいつける走りをしたい。僕はレースプランやタイムを決めて走るタイプではないので、自然に走ればタイムは付いて来ると思う」と言う設楽悠太選手は、2時間4分台がズラリと並ぶアフリカ勢を見つめているようです。

井上大仁選手は「いつも通りの走り込みをニュージーランドで行ってきました。練習の感触はいいです。せっかくのチャンスなので攻めていけたらいいと思う」と話しています。

目標タイムについて、大迫傑選手はなぜかを書きこみをせず「2:??:??」・・・
大迫傑選手の説明によれば、自分自身との戦いだし、当日の気象条件やレースのペースによっても違うけれど、ただ一つ言いたいことは、なるべくトップ争いに絡むような努力をすることを目標に頑張っていきたい・・・と言う思いで「2:??:??」にしたのだと。

目標タイムを「2時間6分10秒」とボードに書き込んだ設楽悠太選手。誰もが「ええっ!」と驚いたでしょうね。だって、2年前の東京マラソンで記録した2時間6分11秒の自己記録を、わずか1秒だけ上回った数字ですから。「2時間5分が切れなければ、たとえ優勝しても五輪代表は辞退する」と宣言したのは1月のこと。

設楽悠太選手は「ニューイヤー駅伝後は練習を積めたと思っていましたが、この大会前のレースで大学生や社会人に負けてしまった。実際に走ってみないと分かりません」と話しています。

そうなんです・・・2020年に入ってからは調子のいい設楽悠太選手を見ていません。30キロで優勝はしたものの平凡なタイムだったし、設楽悠太選手らしい切れがない。後半にバテているのでスタミナ不足も心配。本当に走ってみないとわからない・・・感じですね。

井上大仁選手は「2時間4分30秒」と書き込みましたが、これは自己記録より2分24秒も速い数字。
「常に、これくらいのタイムを目標に練習してきたし、世界と戦う基準としてのタイム。このタイムをまじで狙ってる訳ではないですが、力を出し切って最後まで走り切れれば・・・」と話していました。

井上大仁選手は、2020年になってからは記録も伸びているし、ずっと好調を維持しているので、体調が良ければ代表争いに絡んでくるはず。自信有りげな様子からもベストな状態なのでしょう。

優勝は2時間4分台のアフリカ勢だと思われますが、日本人選手は、五輪代表「残り1枠」をかけた戦いですから、捨て身の戦いを挑んでくるかもしれません。

やはり誰もが期待しているのは大迫傑選手なのでしょうか。陸上関係者から見れば、大迫傑選手と設楽悠太選手、そこに井上大仁選手が絡んで、三つ巴の代表争いをしてくれれば万々歳でしょうね。

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2時間3分台と2時間4分台の招待選手!日本人選手はついていけるか?!

東京マラソンのペースメーカーは4人。ケニア人選手と鎧坂哲哉選手(旭化成)がペースメーカーを務めるそうです。ペースメーカーの一人・・・ケニアのルベン・キプロプ選手は、2019年 アブダビで2時間4分40秒をマーク。

ペースメーカーは通常は30キロまで。ペースメーカーが外れた後の単独走になれば、タイムとの戦い。速いペースでレースが進む中、ついていけない選手は振り落されていくので、出来る限り自分の脚を使わないレース運びができるかどうかが、勝負を分けるかも知れません。

タイムを見ながらの駆け引きも当然必要。しかし、脚が消耗した状態ではタイムブレイクするのはムリ!MGCで3位に泣いた大迫傑選手が悔やんでいました。足が残っていなかった・・・と。

下記8名が2時間3分台から2時間4分台で走る海外の招待選手。

2時間248秒 :ビルハヌ・レゲセ選手。
2時間3分34秒 : ゲタネ・モラ選手。
2時間3分36秒 : シサイ・レマ選手。

2時間4分06秒 : アセファ・メングストウ選手。
2時間4分32秒 : ディクソン・チュンバ選手。
2時間4分33秒 : ハイレ・レミ選手。
2時間4分43秒 : エルハサン・エルアバシ選手。
2時間4分46秒 : タイタス・エキル選手。

残る招待選手は下記の二人で2時間5分台。
2時間5分43秒 : アモス・キプルト選手。
2時間5分53秒 : モダン・カロキ選手:広島県立世羅高等を卒業しています。

因みに大迫傑選手は、モダン・カロキ選手よりも3秒速い2時間5分50秒です。
東京マラソンでは、このタイムを更新することが目標なのですが、大迫傑選手や設楽悠太選手、井上大仁選手はそのタイムを大きく超えたいと思っているでしょう。

MGC以降、大迫傑選手の情報は少なかった。しかし、完璧主義者なので自信がつくところまで仕上げてなければ、エントリーはしなかったと思います。当日の体調次第では、大きく自らの記録を伸ばす可能性はあると思う。唯一心配なのは気温でしたが、2020年の東京マラソンの気温予想は15度~16度。絶好のマラソン日和かも。

設楽悠太選手は、1月のニューイヤー駅伝を走りましたが今イチでした。さらに丸亀国際ハーフ6位で、学生や一般人に負けています。熊日30キロでは優勝しましたが記録は平凡。走りながら調子を整える選手だと言われていますので、全く予想出来ません。大迫傑選手と競り合って、二人して素晴らしい記録を叩き出して欲しいのですけれど。

MGCでの設楽悠太選手は、スタートから飛び出すなどして自ら仕掛けたものの、後半は暑さもありスタミナ切れで落ちてしまいましたが、果たして東京マラソンはどのような戦術を立てているのか・・・

派遣設定タイム2時間5分50秒を越える為には、1キロを3分切りのペースで走り切らなければなりません。勇気を持って3分切りのスピードで押していける選手が、どれくらいいるのでしょうか。全ての選手に言えることですが、気持ちの強さが試されるレースになります。

東京マラソン2017年~2019年・・・3年間の優勝者とタイムは下記の通り。

2017年:2時間3分58秒 :ウイルソン・キプサング選手。
2018年:2時間4分32秒 :ディクソン・チュンバ選手。
2019年:2時間4分48秒 : ビルハヌ・レゲセ選手(その後ベルリン・マラソンで2時間2分48秒をマーク)。

2020年3月1日の東京マラソン・・・どんな記録が生まれるのか、とても楽しみ。

東京マラソン 医師と看護師が待機!選手は検温実施 体調不良は即隔離!

今や、世界のあちこちで起きている新型コロナ肺炎・・・感染拡大を防ぐために一般人ランナーは参加出来なくなり、次々と競技やイベントなどの中止されたり延期になっている・・・状況。

日本陸連は公式ホームページで、まず最初に、東京マラソンなど各種五輪選考会を開催できることに対して関係各所への感謝を述べたあとで、マラソンファンに向けて、3月1日の東京マラソンの観戦を自粛するよう呼び掛けています。

タイトルは「陸上競技を応援していただいている皆様へ」。簡単に言えば・・・本来なら、沿道や競技場で大声援を受けながら、ランナーの方々に頑張ってもらいたかった。

新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、沿道などでの応援を自粛していただき、テレビやインターネットを通じての応援をしていただきたい・・・と。さらに、沿道で観戦の際には人が密集した場所を避け、手洗いやマスク着用を徹底するように呼びかけています。

日本陸連に続き、東京マラソン財団も公式ホームページで呼びかけました。感染拡大防止と皆様の健康のためにも、沿道での応援は控えていただき、テレビ・ラジオを通じて選手を応援して下さるように・・・そんな内容でした。

コロナ肺炎の感染を防ぐためには、人が集まるのは避けた方がいいと思うのですが、やはり目の前で五輪代表選手が決まる戦いを見たい・・・そんな気持ちになる方はかなりいるかも知れません。人が集まれば感染リスクは高くなると思うので、そのあたりがちょっと心配。

2020年の東京マラソンは、かってないほどの注目度が高いようですが、新型コロナ肺炎の感染が心配される中で、エリート選手だけが走ると言う、異常な事態になってしまいました。

このような厳戒態勢で行われる東京マラソンには、医師と看護師が待機しているので、観戦者なども万が一の場合には素早く対応してもらえるので安心でしょう。

2020年3月1日、東京マラソンを走るのは、男子選手が133人、女子選手が59人。
東京マラソン財団の話によれば、大会当日は医師と看護師が待機し、選手には検温などを実施すると言います。レース中に体調不良を訴えた選手がいた場合は即時、収容バスに隔離する方針だとか。

また、車いすの部は感染の懸念から国内外の12選手が出場を辞退しました。そのうち米国4選手は、米国のパラリンピック陸連から出場自粛が通達されたそうです。出場者は男子は15人、女子は3人で行われるそうですが、なんとも寂しい限りですね。

そうそう、海外の招待選手は、新型コロナ肺炎が広がりつつあることを、とても恐れていて「マスク、手洗い、できることをしているが、神に守っていただくしかない」と厳しい表情をしているそうです。「人類を滅ぼしてしまうかもしれない病。自分自身で守ることもできない。神様に何とかしてもらわないと」と語る選手もいたようです。

まとめ

1月には「日本記録を更新しないと話にならない」と話していた設楽悠太選手ですが、東京マラソン大会直前の記者会見では「海外選手に食らいつける走りをしたい。僕はレースプランやタイムを決めて走るタイプではないので、自然に走ればタイムは付いて来ると思う」と話すなど、極めて冷静でした。

しかし内心はどうなのでしょうか・・・何しろ、何を考えているのかわからないところもある選手なので。ここ何試合かの戦いぶりをみていて不安感は残りますが、以前のような切れのある走りをみせてくれることを祈ります。

MGCでまさかの3位に終わってしまった悔しさを忘れることはないと言う大迫傑選手。あの時の悔しさがあったから、新たな一歩を踏み出した・・・ともいえるようです。

東京マラソン大会を見据えて、ドバイマラソン(UAE)など、複数のレースで調整を重ねてきた大迫傑選手は、ケニア合宿も敢行した結果「ケニア人選手をパートナーにして練習を積み『ここまで彼ら以上に走れるんだ』と思えるような、質の高い練習ができたのは自信になりました。行ってよかったと思っています」と語っていました。

そして井上大仁選手は最近、メキメキ力をつけていて調子も悪くないので、今年の「ニューイヤー駅伝」時のような、伸び伸びした走りができれば、大幅に記録を伸ばして来るかも知れません。イヤ、今はあの時以上にスピードも上がり、自信ができているように感じます。

目標タイムを自己記録より2分24秒も速い「2時間4分30秒」と書き込んだのは、自信の現れかも知れません。常に、それくらいのタイムを目指して練習していたと話していましたから。

誰が日本人トップになるのか・・・明日まで待ちましょう。
でも、待ち遠しい!

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