松山英樹ダンロップフェニックス8位タイ!今平周吾の優勝で賞金王争いは?!

「ダンロップフェニックス」最終ラウンドは荒天のため中止され、競技は54ホール(3日間)に短縮。

優勝は  :3日目終了時点で単独トップだった今平周吾選手。
2位  :黄重坤(ハン・ジュンゴン)選手。
3位タイ:出水田大二郎選手とスコット・ビンセント選手。

松山英樹選手は2014年に優勝して以来、フェニックスでは優勝がないので、今回は優勝を目標に掲げていました。しかし、54ホールで終了したためチャンスは消えてしまい、池田勇太選手、キャメロン・チャンプ選手と並び、トータル5アンダーの8位タイで終えました。

いつも思うのですが、日本ツアーも米ツアーのように、予備日の月曜日に最終ラウンドを行って欲しいなって・・・

米ツアーでは、全ての試合に予備日が確保されているので、予備日の月曜日が、大雨や台風などで競技が出来ないと判断されない限り、中止にはなりません。

だけど日本では、メジャーの「日本オープン」、「日本プロゴルフ選手権」、「日本ツアー選手権」以外は、予備日が確保されていないそうです。もし、「ダンロップフェニックス」で最終ラウンドが行われていれば、かなりの順位変動があったのでは・・・

「ダンロップフェニックス」の最終日、中止が決まるまでに4組の選手が、既にスタートしていました。
次の2組も、第1打は打ち終わって、2打目を打つ直前くらいだった・・・はず。

朝一・・・トップスタートのYE・ヤン選手は2連続バーディだったので、とても残念な気持ちが強かったでしょうね。石川遼選手も10番からスタートして、第2打をピン手前約5メートルにつけてバーディー発進。11番パー3の第1打を、バーディチャンスの、ピン奥4メートルくらいにつけて、ピンマークをつけ終えた時、競技中止が告げられました。

2連続バーディだったYE・ヤン選手も、バーディー発進した石川遼選手も、最終日のランクは上がっていましたが、3日目終了時のランクが正式記録として残りました。

「天候は仕方がないことなので、受け入れるしかありません。ただ、朝の練習ができたことと、4打だけですが打てたので良かったと思います」と石川遼選手。

優勝を狙っていた松山英樹選手は、3日目の終了時点で8位タイでしたから、残り18ホールが行われていれば、優勝する可能性はあったかもしれません。2日目のスタートホールで5オーバーを叩きながら、3日目8位タイにいたのですから。

54ホール決着になった為、賞金の75%が上乗せされ下記のようになりました。
1位:今平周吾選手   :¥157,169,312
2位:ション・ノリス選手:¥119,970,056
3位:チャン・キム選手 :¥  96,072,725
4位:黄 重坤        :¥  91,600,435
5位:石川遼選手       :¥  88,172,990

賞金ランキング争い、重要なところに来ているので54ホール決着は、何だか悲しい・・・な。

スポンサーリンク

今年「日本プロゴルフ選手権」では72ホール完遂で劇的な逆転優勝がおきた!

2019年7月4日~7月7日までの4日間、指宿(いぶすき)ゴルフクラブで 開聞された、国内メジャー第2戦の「日本プロゴルフ選手権」は、日本プロゴルフ協会(PGA)が主催しています。

倉本昌弘会長は、大雨の影響で順延となった第1ラウンドについて構想を語りました。

5日金曜日と、6日土曜日に、36ホールの予選ラウンドを行い、決勝に残る60位までを決める。
決勝ラウンドは、7日の日曜日・・・1日で、36ホール(決勝ラウンド2日分)を行い、72ホール完遂を目指す。
18ホールを終えた時点でセカンドカットを行う可能性もあると話していました。

米ツアーでは70位までが決勝に進みますが、70位タイまでの人数が多過ぎた場合は、3日目の18ホールを終えた時点で、日没サスペンデッドにならないようにするため、セカンドカットをします。

3日目終了時点で、70位以内に入らなければカットされてしまいます。例えば、88人が決勝ラウンドに進み、3日目終了時で65位タイが8人いた場合、65位タイまでの72人は最終日に進めますが、16人はセカンドカットされます。

「日本プロゴルフ選手権」が行われる指宿(いぶすき)では、大雨の影響で避難勧告が出されていました。午後4時に解除された時、倉本昌弘会長は「こんな状況で試合を開催するのかというご批判があることも理解しています」と前置きしてから「試合を安全に開催するために、できることは全て行っています」と説明。

さらに「批判もありますが同時に期待もされています。指宿市長からぜひやってほしいとの言葉もいただき、開催コース側は、この試合のために長い時間をかけて準備を整えてきました。また、試合を見たいという地元の方々もいます」と語った倉本昌弘会長。

「いろいろな方々の熱い思いを考えると、試合をやめるという考えは今のところありません」と、開催に踏み切る堅い決意と覚悟を示したのです。

豪雨の影響で初日の競技が中止となった為、決勝ラウンドの36ホールは最終日の1日で行われました。プレーオフを制した石川遼選手が優勝を飾りました。倉本昌弘会長の英断で72ホール完遂されたから、石川遼選手の劇的な逆転優勝が生まれたのです。

過去にも、同じような経過をたどった試合がありました。
今から12年前・・・2007年5月に開催されたマンシングウェアKSBカップ。
強風のため初日の競技がが中止され「日本プロゴルフ選手権」と同じ状況でした。
やはり72ホール完遂を目指し、最終日に36ホール(決勝の2日分)を行ったのです。

その当時、15才8か月の高校生だった石川遼くんが、初参戦したプロの試合で、ミラクルな初優勝を飾った試合でした。

高校1年生になってまだ1か月・・・石川遼くんは女の子のようなカワ(・∀・)イイ!!少年でした。解説者の羽川豊プロが「男子ゴルフ界に救世主が現れたかも知れません!」興奮を抑え切れずに絶叫されたことを、昨日のことのように覚えています。

72ホール完遂されたから、石川遼くんがすい星のごとく現れ「ハニカミ王子」と呼ばれて、たちまちスター選手になり、低迷していた男子ゴルフ界の救世主になったのです。72ホール完遂されていなければ「ハニカミ王子」は誕生していなかったでしょう。

鮮烈なインパクトを与えプロ入りした石川遼選手は、落ちかけていた男子ゴルフ人気を取り戻し、試合会場には、石川遼選手目当てのギャラリーが、ラッシュアワーのホームのように溢れかえり、歩くのが大変でした。現在の渋野日向子選手と同じような感じです。

石川遼選手は、日本全国に「ハニカミ王子」旋風を巻き起こし、2013年に渡米するまで日本全国を席巻。ゴルフを知らない子供から大人までが「遼くん!」ファンだったのです。

光陰は矢のごとく・・・あれから早くも12年が過ぎてしまったのですね。そして2019年の「日本プロゴルフ選手権」で、あの日のように1日36ホールを戦い、イーグルパットをねじ込み、雄たけびを上げる石川遼選手の姿がありました。

やはりプロゴルフは4日間72ホール戦う・・・それが魅力じゃないのかな。短縮されてしまうと興味が半減してしまうような気がするのですけれど。

米ツアーが72ホール完遂を目指すのは公平さを保つため!

PGAツアーでは、常に月曜日を予備日として確保し、72ホールの完遂を目指しているのです。2005年以降の14年間で、54ホールに短縮されたのはわずかに5試合しかありません。

PGAツアーでは、2005年からの14年間で、54ホールに短縮された試合は下記5試合だけ。
2005年:「ベルサウス・クラシック」
2009年:「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」
2011年:「ザ・バークレイズ」
2013年:「ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ」
2016年:「チューリッヒクラシック」

日本国内のツアーでは、2005年以降からの14年間で、54ホール以下で試合が成立したのが25試合もありました。米ツアーの5倍ですよ。しかも、その内3試合は・・・何と36ホールで試合が成立していました。

米ツアーでは、2015年以降の5年簡だけでも、予備日の月曜日にプレーが行われたのは12試合。72ホール決着を目指すという米ツアーの方針は「公平さ」ということを考えているからだといいます。

あなたも覚えていらっしゃるでしょう。今年・・・2019年10月に、日本で開催された日米ツアー共催「ZOZOチャンピオンシップ」は、凄い人気でしたよね。ひょっとして、観戦されてたりして・・・

朝から大雨に見舞われた金曜日「ZOZOチャンピオンシップ」の第2ラウンドの順延が決まりました。

「ZOZOチャンピオンシップ」の順延が決まった時、PGAゴルフツアーのゲーリー・ヤング氏が、わざわざ、状況説明をしています。
「今日は誰一人スタートしていない。これは中止(Cancel)ではありません。順延(Postpone)です」と、しっかり念を押したのですよ。

土曜日の第2ラウンド、第3ラウンドはペアリングの組み換えなしに行われますが、スタートティは入れ替えます。第2ラウンドを「1番」から出た組は、第3ラウンドは「10番」からスタートします。

第2ラウンドを「10番」から出た組は、第3ラウンドは「1番」からスタートします。これは「公平さを保つために必要」だとゲーリー・ヤング氏は話しています。どんな場合も常に公平さを保つ・・・これが米ツアーの考え方なのですね。

ゴルフファンとしては、日本も早く米ツアーのようになってくれれば嬉しいな・・・と。

まとめ

現在、賞金ランクトップは今平周吾選手、優勝賞金(75%)の3000万円を加算し、2年連続賞金王にぐんと前進。
2位には先々週優勝したション・ノリス選手。
3位に飛ばし屋チャン・キム選手がいます。
4位にハンジュンゴン選手が入り、
5位に下がってしまった石川遼選手は2勝しなければ届きません。

賞金王に一番近い今平周吾選手のプレーは常に安定しているので、大きく崩れることは無く上位をキープし続けています。そこが最大の強みでしょう。石川遼選手は今季2勝を挙げた時に復帰したかに見えましたが、まだまだ完全復帰ではありませんでした。

松山英樹選手は、2日目スタートホールでの大トラブルがなければ、優勝していたかも知れません。「ええっ!」と言う感じでした・・・あんなことがあるのですね、松山英樹選手にも。

2日目・・・松山英樹選手のスタートホール1打目が林の中へ入り、木の隙間を狙って打った第2打は、木を直撃してしまい側溝に落ちましたが、ペナネルティエリアなので1打罰。救済を受けて打った4打目が、またもや木に当たって今度も側溝に落ちて、またしても1打罰。

6打目は・・・反対側のラフに落ち、7打目でようやくグリーンに乗り、2パットでカップイン。1ホールで5オーバー。松山英樹選手は日本ツアーで自己最悪の嬉しくない記録。松山英樹選手のように世界でも一流といわれている選手でさえ、このようなトラブルが起きるのですから、ゴルフは何が起きるかわかりません。

少し話は変わりますが、フェニックスの予選ラウンド・・・松山英樹選手の一組後ろ・・・には石川遼選手がいました。ある記者の方の話によれば、二人を応援するギャラリーの傘の色が、対照的だったそうです。

松山英樹選手の組には、男性の黒い傘がズラリと並び、石川遼選手の組には、中高年を中心に、女性のカラフルな色や模様入りの華やかな傘がズラリと並びました。そしてその傘の列は、最終ホールのプレーが終わるまで途切れることがなかったそうですよ。

男子の日本ツアーは、あと2試合。お天気に恵まれることを祈りましょう。72ホール完遂して欲しいから。

スポンサーリンク

おすすめの記事