羽生結弦ショック 首位のネイサン・チェンと12.95差!フリーで逆転優勝できるか!

イタリアのトリノ・パラベラ競技場で開催されている、フィギュアスケートのグランプリファイナル。

12月5日、男子のショートプログラムで羽生結弦選手は、連続ジャンプが飛べずに大きく減点され、ネイサン・チェン選手に12.95点差もつけられてしまった。しかも、2位の羽生結弦選手と3位のエイモズ選手との差は、わずか0.72点しかありません。

ちょっとショックが強すぎて・・・今回のグランプリファイナルでは、些細なミスでも命取りになると思っていたのに、ショートプログラムで12.95点差は相当厳しい・・・ですが、挽回して欲しい!

羽生結弦選手はショートプログラムで、演技冒頭の4回転サルコーと、続く得意のトリプルアクセルを鮮やかに決めて高い出来栄え点を獲得しました。

しかし4回転からの連続ジャンプでは、最初のジャンプの着氷が乱れて予定していた連続ジャンプが飛べずに、大きく減点されてしまったのです。

羽生結弦選手は、3つのスピンとステップでは最高評価のレベルフォーを獲得しましたけれど、羽生結弦選手自身が持つショートプログラムの世界最高得点110.95点・・・は遥かに遠く、自身の記録より13.52点差・・・97.43点で2位。

グランプリファイナル大会2連覇中のネイサン・チェン選手は、4回転ルッツや4回転からの連続ジャンプをミスなく決め、レベルの高い安定した演技をみせ、110.38点を記録。羽生結弦選手とは、実に、12.52点差も開いています。

ショートプログラム終了後に、羽生結弦選手は「4回転サルコーやトリプルアクセルは悪くはなかったが、連続ジャンプで力が入りすぎてしまい、あまり例のないミスをした。調整はしっかりできていたのに出し切れなかったのは情けない」と話していましたね。

また「ネイサン・チェン選手が110.38の高得点を記録したのは、知っていたし意識していたけれど、奇麗なきちんとした演技をすれば超えられると思っていた」と語っています。

後半のフリーでの演技構成について、この2年間は組み込んでいなかった、難度の高い4回転ルッツに挑むかどうかについては、入れたいとは思うけれど調子次第だと話していていました。また、今の自分に何ができるのかを考えないといけないし、フリーに向けては時間を大切して過ごしたい・・・と。

男子シングルのフリープログラムは12月7日に行われますが、ネイサン・チェン選手は、ミスが少ない選手なので、羽生結弦選手が優勝できるかどうか・・・難しくなってきましたね。

トリノ・パラベラ競技場は荒川静香が金メダルを獲得した五輪会場です!

あなたは、覚えていらっしゃるでしょうか・・・2006年のトリノ五輪で、荒川静香さんがアジア選手として初めて、五輪フィギュアで金メダルを獲得したのが、トリノ・パラベラ競技場でした。

この時、15才だった浅田真央さんが年齢制限ルールにより、トリノ五輪に出場出来なかった・・・と言う、残念な出来事もありました。

この頃はまだ、フィギュアスケートはマイナー競技として捉えられていました。新聞やテレビなどにもひっそりとメディアが取り上げる程度。五輪がある時以外は、一般の人々が関心を持たない競技だったのです。観戦するのは、根っからのフィギュアスケートファンだけ。

ところが2006年のトリノ五輪で、荒川静香さんが金メダルに輝いてからは、一気にフィギュア人気が高くなりました。そしてトリノ五輪後、トリプルアクセルを武器に世界のトップスケーターとして大活躍した浅田真央さんが、フィギュア人気を支えてきました。

更には、王子様のような雰囲気を持つ・・・羽生結弦選手の登場。更には、可愛い宇野昌磨選手も登場して、フィギュアスケートの人気は不動になり、チケットが入手困難になるほどの人気競技になったのです。

羽生結弦選手が五輪二連覇した時、地元仙台で凱旋パレードが行われました。2回とも、12万人近いファンが仙台に押し寄せ、大変な騒ぎ・・・。中には「生の羽生結弦選手が見られて嬉しかった!」と感激の涙を流していた小学生もいましたね。

今では、四季を通して、フィギュアスケートの動向が取り上げられ、テレビではゴールデンタイムに国内外のフィギュア大会が中継されています。

グランプリファイナル3年振りに出場した羽生結弦!

下記は、2019年のグランプリファイナルに出場する選手の名前と出場資格が確定した大会名。でも、宇野昌磨選手の名前がないのは淋しいですね。今季は調子がよくないのです。

羽生結弦        :NHK杯優勝。
ネーサン・チェン    :フランス大会優勝。
アレクサンドル・サマリン:ロシア杯優勝。
ドミトリー・アリエフ  :ロシア杯2位。
ケビン・エイモズ    :NHK杯2位。
金博洋         :中国杯優勝。

羽生結弦選手は怪我のために2度も、グランプリファイナルの出場を見送っています。2017年の初戦ロシア杯では2位。ところが2戦目となるNHK杯の公式練習で、4回転ルッツを着氷した際に右足首をひねり、NHK杯を欠場する羽目に。

そのため、グランプリファイナルの連覇記録も4で止まってしまいました。さらに怪我した場所が悪く手術が難しいこともあり、芳しくない状態で、全日本選手権も欠場しなければなりませんでした。

平昌五輪で金メダルを取った時のことを、あなたも覚えておいでになると思うのですけれど・・・
練習も出来ずに、ぶっつけ本番で迎えた平昌五輪。遥か時空を超えて、陰陽師の魂が乗り移ったかのような氷上の舞・・・素晴らしい演技を魅せてくれました。

でもあの時、怪我が完治するまでには、まだまだ時間が必要で、周りからは出場を止められていたのを押し切り、痛み止めの薬を飲みがらぶっつけ本番で臨んだ・・・と後から聞きました。

2018年には、フィンランド大会とロシア杯で連勝。いい感じできていたのに、ロシア杯のフリー当日朝の公式練習で転倒し、またしても右足首を負傷。グランプリファイナル進出を決めながら欠場。

今年・・・2019年のNHK杯では、羽生結弦選手は怪我をしないように気をつけていたそうです。過去の苦い経験から、極力気をつけながら練習していた様子だったとか。だからでしようね、グランプリファイナル進出を決めた時は、とても嬉しそうでした。

まとめ

フィギュアスケート ファンの多くが、グランプリファイナルの戦いは、羽生結弦選手とネイサン・チェン選手による頂上決戦・・・二人の一騎打ちだと思っているでしょう。

色々なニュース記事を見ましたが、グランプリファイナルでは、構成のクオリティーを、どれだけ高められるかが重要になってくるので、失敗は許されない・・と話していました。

そして、全てのジャンプを成功させることが必要不可欠で、そこに、どれだけの出来栄え点を積み上げることが出来るのか。また更に、スピンやステップなどでも、確実にプラス点を積み重ねることが出来るかどうかにかかってくる・・・と。

羽生結弦選手はNHK杯から2週間の空き。ネイサン・チェン選手はフランス杯から1ヶ月くらい空いているそうですが、ネイサン・チェン選手はまだまだ伸びしろがあるので、1ヶ月の間に確実に仕上げてくるだろう・・・と誰もがみていました。

思っていた通り、ネイサン・チェン選手はショートプログラムを見る限りでは、完璧に仕上げてきましたね。ミスもなく見事な滑りを見せています。

羽生結弦選手も今季は、怪我もなく順調にきているので、とにかくミスなく全てを出し切れる演技ができれば優勝はできると思っていたのですが、ショートプログラムでの12.53点差は大き過ぎます。

フリーの滑りでは、この点差が大きく圧し掛かり、プレッシャーが必要以上にかかりますよね。些細なミスでも命取りになるのに、この点差は、何度考えても大き過ぎる。

起きてしまったミスを元に戻すことはできませんが、とにかく本番で滑るまで、怪我をしないように気をつけて欲しい。過去に経験した怪我は本番前の公式練習で起きているので、注意の上にも注意して練習して欲しい。

その上で、フリープログラムでは、後悔などしなくていいように完璧に滑り切ってくれますように。もちろん優勝して欲しい・・・でも、この状況で優勝するのは、めちゃ厳しいでしょうね。

ネイサン・チェン選手は大きなミスをしない選手です。ただ、平昌五輪ではミスをしましたね。何が起きるかわからないのが勝負の世界・・・厳しいことは確かですが、羽生結弦選手が世界最高得点を叩き出してくれれば嬉しい!

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