グランプリシリーズの第5戦「ロステレコム杯」。
羽生結弦選手が合計278.42点で優勝し、今季グランプリシリーズ2連勝!

ショートプログラムでは世界最高得点110.53点を記録し、フリーは当日、公開練習で右足首を痛めながら、迫真の演技を魅せて優勝しています。

「110.53」を叩き出したショートプログラムでは、海外メディアが次々と衝撃の記録を世界に発信! 「羽生結弦が自分の記録を打ち破った!」と。

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「110.53」・・・グランプリシリーズのフィンランド大会で出した「106.69」の世界最高得点を、わずか2週間で塗りかえてみせた羽生結弦選手の凄さに、思わず身震い!

五輪専門サイトの「オリンピックチャンネル」公式ツイッターは、「2度の五輪王者ユヅル・ハニュウがロステレコム杯において、新ルールのショートプログラムで、自分が持つ世界記録を110.53点で打ち破った」と速報しました。

また米大手スポーツ専門局「NBCスポーツ」でも、「ユヅル・ハニュウがロステレコム杯において、世界最高のショートプログラムでリード」と報告。

そして、翌日の11月17日、グランプリシリーズ第5戦「ロステレコム杯」のフリーが行われました。もちろん羽生結弦選手が優勝しましたが、出場できるのかどうか・・・心配されていました。

実は17日の朝、公開練習中に4回転ループで転倒して右足首を捻挫。医師の診断は「3週間安静」だったのですが、構成の難易度を落としたプログラムに変更し、強硬出場したのです。

ショートプログラムで「110.53」を叩き出した演技や、羽生結弦選手が、足首の負傷を抱えながら「不屈の魂」で挑んだフリープログラムの様子など、あなたと一緒に、じっくりと振り返ってみたいと思います。

鳥肌がたったショートプログラム「110.53」

羽生結弦選手が座るキスアンドクライで「110.53」世界最高得点が表示された途端、「ウオーッ」会場はどよめき、悲鳴のような大歓声があがり、嵐のような拍手が鳴り響く!

ロシアで開催されている、グランプリシリーズ第5戦の「ロステレコム杯」。
羽生結弦選手はショートプログラムの演技終了後、口元がほころび爽やかな笑顔が溢れていたので、手ごたえを感じていることはすぐにわかりました。

だから、かたずをのんで得点発表を待っていたのです。フィンランド大会で出した世界記録を超えてくるのかどうか・・・会場に詰めかけたファンや、テレビの前にいる視聴者全てが見守る中で発表された「110.53」。

羽生結弦選手は「フィンランド大会の得点と同じ位取れればいい」と思っていたそうです。遥かに目標を越えた得点に「頑張れたかなと思います」納得の表情で語っていました。

実は、フィンランド大会のあと調子を崩していたそうです。アプローチを変更して、密度の濃い練習をしたと言う羽生結弦選手は、「この構成では、これがマックスじゃないかと思います」と話しています。

羽生結弦選手のショートプログラム。
冒頭の4回転サルコーに成功。
これには、ジャッジ9人中4人が出来栄え点最高の「5点」を付けていました。

3回転半も完璧に決めていました。
4回転―3回転の連続トーループもこらえて着氷。
スピン、ステップは、今季初めてとなる全て最高のレベル4でそろえる完璧な演技です。

「秋によせて」の柔らかなメロディに、心に秘めた数々の思いを乗せて、舞うように演技する羽生結弦選手。見る者の心の奥まで、結弦くんの優しい思いが沁みとおるような、そんな気持ちにさせられてしまう。

下記画像元のアドレス ⇒ https://is.gd/9uiXe7

ロシア大会ショート110.53 世界最高得点 の羽生結弦

「感情がこもったものになった。指先、表情、一つ一つの音の感じ方を凄く大事にした」と、演技を振り返った羽生結弦選手。「僕のスケートのルーツをたどるとロシアなので、ここでいい演技がしたい思いが強くあった」とも。

ジョニー・ウィアー氏の「秋によせて」、振り付けを担当したロシアのタラソワ・コーチが、解説席で立ちあがったまま、羽生結弦選手の演技を見守っていました。

羽生結弦選手が「タラソワさんが立って下さっているのが見えて。とてもありがたいこと」演技後のインタビューで、そう話しているのを聞いて、「滑りながら見えているんだ?!」とびっくり。

「タラソワさん、彼は本当のフィギュアスケートの神様ですね!」放送席のタラソワ氏に、賛辞を込めて話しかけたのは、2002年の五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏でした。

その言葉に、タラソワ氏は「本当に、本当に。全く本当に。単純にハニュウとブライアン、そして、私たちが驚嘆し、感嘆するこんな天才を輩出し、世界中にプレゼントしてくれた国(日本)にありがとう。こんな巨大な満足を与えてくれてとてもありがとう」と叫ぶように言ったのです。

そしてさらに、こう付け加えました。
「スケーターがこんな冷静さを持って難しいジャンプを跳んでいるのは本当に唯一無二の状況だし、彼は音楽を自身の一つ一つの細胞レベルで感じている」と、羽生結弦選手の表現力の素晴らしさを、絶賛しました。

そしてまた、羽生結弦選手がキスアンドクライに座り、世界最高得点が表示されると、タラソワ氏は「バンザイ、\(^o^)/世界記録よ!」と絶叫して大興奮だったと言います。

羽生結弦選手は、2週前のフィンランド大会後に調子を崩していましたが、追い込みと休養のメリハリを意識するアプローチに変更して、密度の濃い練習で仕上げたのです。「この構成では、これが実質マックスじゃないかと思います」と語っています。

羽生結弦選手の練習は、もの凄いところから初めている・・・ことを知りました。骨や筋肉など人体解剖学を頭に入れながら、靴の刃の角度、腕の位置などを意識し演技を細かく作りあげていくのだそうです。

単なる練習ではなく、人体解剖学という医学的なことを考えて、飛ぶ角度や、美しく見える角度などを研究しているなんて、想像を超えています。

そう言えば、昨年NHK杯の練習で重い怪我を負った時、羽生結弦選手が、人体解剖学の猛勉強をしたという話を、何かの記事で読んだような気がします。

全て納得出来るまで追い求めていくのが羽生結弦選手なのですね。「これでいい」という言葉は、羽生結弦選手の辞書にはないのでしょう。

1年ぶりにロシアの美少年ボロノフくんと氷上で再会!

演技が終わり、客席に向かって挨拶する羽生結弦選手に降り注ぐプーさんの雨。回収に向かったフラワーキッズの中から抜け出てきたのは、美少年ボロノフくん。

1年前と同じようにプレゼントを手渡し、羽生結弦選手にハグされ頭をなぜてもらったボロノフくん。1年が過ぎて背丈も伸びたみたい。去年は赤の洋服でしたが、今年は黒で決めていました。羽生結弦選手も再会を喜んでいたようですね。

1年前のグランプリシリーズロシア杯で、フラワーボーイを務めていたボロノフくんは、羽生結弦選手に手渡しで絵をプレゼントしていました。とっても可愛くて、わたしは最初ボロノフくんのことを、てっきり女の子だと思っていたのです。

今年も「天使と妖精の再会」と言われて、氷上のハグが話題になっているのだとか。妖精の羽生結弦選手と天使のような美少年ボロノフくんのハグ。この微笑ましい一コマは絵になりますね。

そう言えば1年前、羽生結弦選手と美少年ボロノフくんが、氷上で見つめ合うシーンの画像を紹介していたのは、ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者だったでしょうか。素敵な言葉も添えられていました。

下記画像元のアドレス ⇒ https://is.gd/B0G1P3

「彼の表情が見える? 赤い服を着たこの小さな少年は、ユヅル・ハニュウを見上げ、同じように成功することを夢見るすべての子どもの典型的な例だ。我々はこの尊敬の眼差し、そしてこの写真が大好きだ」

という言葉を付け加えて・・・フロレンティナ・トーン記者 素敵なことばをありがとう。

そして、フリーの演技終了後には、ボロノフくんを見ていたからでしょうか、フラワーガール3人が駆け寄り、羽生結弦選手にプレゼントを贈る姿がありました。羽生結弦選手に抱き着いた3人はその後、プレゼントの回収に戻っていきました。ロシアのちびっこスケーターにとっても、憧れの存在なのですね。

フラワーガールとフラワーボーイは、この大会の会場になっているリンクや、近隣のリンクでフィギュアスケートを習っている子供たちだそうです。

フラワーキッズの条件としていくつかあるようですが、主に下記の二つでしょうか。
選手よりも身長が低いこと(140センチ前後らしい)。
選手より立派な衣装を着ないこと。

衣装については各自思い思いに競技用衣装を着ることもあれば、デザインはバラバラでも色は同じにそろえたり、全員がお揃いで新しくあつらえる場合もあるそうですが、各リンクによって多少違いがあるかもしれません。

足首の怪我で構成を変えたフリーの演技は?

羽生結弦選手のフリープログラムの得点は167.89点、合計278.42点で自身初のグランプリシリーズ連勝で通算10勝目をあげました。今朝の公式練習で右足首を痛めるアクシデントがありましたが、不屈の魂で2年ぶりのグランプリファイナル進出を決めています。

憧れのエフゲニー・プルシェンコ氏がかつて演じた「ニジンスキーに捧ぐ」を基に作られた「Origin」。冒頭の4回転サルコウを着氷。続く4回転トウループも綺麗に決めました。これには、ジャッジ9人中4人が出来栄え点最高の「5点」を付けていました。

中盤以降も演技構成を変えながら、4回転トーループ 3回転サルコーも挑戦。3回転アクセルでは転倒するなどミスも出ましたが、それでも最後まで堂々と演じ切りました。

痛み止めを飲み、感覚が鈍る右足首で、羽生結弦選手は7本のジャンプを飛びました。演技終了後は天を仰ぎ、滑りきった自分に向かって叫んでいました「頑張った!」と。

決めポーズの後は苦笑いを浮かべた羽生。しかし、アクシデントを知っている会場は熱狂を呼び、現地で解説を務めていたロシアの重鎮タチアナ・タラソワ氏が、立ち上がって拍手を送ってくれました。

得点は167.89点。米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏は、魂の4分間のハイライトを動画付きで速報するなど、瞬く間に反響は広がっていきました。

下記画像元のアドレス ⇒ https://is.gd/9uiXe7 

ロシア大会フリーの羽生結弦

「羽生は、氷上にほぼ立てないところだった。今朝はずっと治療を受け、彼が滑れるかどうかは大きな疑問だった」と、ブライアン・オーサー・コーチが談話を掲載。

故障が悪化する恐れがあるからと、棄権を勧められたそうですが羽生結弦選手は出場を決断。厳しい状況の中で決断を下した羽生結弦選手に誇りを感じていると話すと共に、「ジャンプの順番を変えなければならず、大きな変更が必要だった」と。そしてまた、

「プログラムの最初に予定されていた4回転ループを止めて、4回転サルコウから入った。怪我をしているのに滑り続け、トリプルアクセルでは転倒した。羽生はフリーで167.89点を獲得、合計点で30点近い大差をつけ、ロステレコム杯で2度目の勝利を収めた」と絶賛しています。

羽生結弦選手が涙を見せたのは、ロシアスケート界の重鎮タチアナ・タラソワ氏に抱きしめられ「足は大丈夫?よく頑張ったね」と声をかけられた時でした。

「アイム・ソー・ソーリー」と言いながら羽生結弦選手は涙を流しました。「本当は『よく頑張ったね』じゃなくて、『素晴らしかったよ』って言ってもらえるような演技をしなきゃいけなかった」。多分悔しくて泣いたのでしょうね。素晴らしかったと言ってもらえない悔しさに!

まとめ

グランプリシリーズの第5戦「ロステレコム杯」。
羽生結弦選手が合計278.42点で優勝し、今季グランプリシリーズ2連勝!

ショートプログラムでは世界最高得点110.53点を記録し、フリーは当日、公開練習で右足首を痛めながら、迫真の演技を魅せて優勝しています。

世界最高得点「110.53」を叩き出したショートプログラムでは、海外メディアが次々と衝撃の記録を世界に発信! 「羽生結弦が自分の記録を打ち破った!」と。

「110.53」・・・グランプリシリーズのフィンランド大会で出した「106.69」の世界最高得点を、わずか2週間で塗りかえてみせた羽生結弦選手の凄さに、思わず身震い!

グランプリシリーズ第5戦「ロステレコム杯」のフリーが行われました。もちろん羽生結弦選手が優勝しましたが、出場できるのか心配されていました。

実は17日の朝、公開練習中に4回転ループで転倒してしまい右足首を捻挫。医師の診断は「3週間安静」だったのですが、構成の難易度を落としたプログラムに変更し、強硬出場したのです。

167.89点をマークし、合計278.42点で自身初のGPシリーズ連勝で通算10勝目。当日の公式練習で右足を痛めるアクシデントがありながら、不屈の魂で2年ぶりのGPファイナル進出を決めました。

表彰式に、松葉杖で現れた羽生結弦選手。金メダルを手にして笑顔をみせていましたが、表彰台を降りるときは、2位のクビテラシビリと3位の友野くんの手を借りていましたね。そして、銀盤を後にする時は、深々と一礼して、絶叫するように「ありがとうございました!」と。

足首靱帯損傷で、3週間の安静が必要だと言われています。グランプリファイナルは12月7日からですが、フィギュアスケートのルールで、12月3日までにスタンバイしなければなりません。

12月3日迄、わずか2週間しかないのです。3週間の安静が必要ですから、「とても無理」だと思われますが、羽生結弦選手本人は「ファイナルへ向けて全力で治療する」とコメントを出しています。

諦めない姿勢をにじませている羽生結弦選手ですが、無理をしないで欲しいですね。無理をすれば悪化することも考えられるので、焦らずに、治療に専念して欲しい!

羽生結弦選手。
1日も早い回復を祈っていますが、グランプリファイナルよりも、まず怪我を完治させて下さいね!

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