藤井聡太くんの名前を初めて聞いたのが、公式戦初対局の2016年12月24日。

最初の対局相手の加藤一二三九段は、藤井聡太くんに敗れました。この時点で加藤一二三九段が、60年以上もの長きにわたり保持していた最年少棋士記録も、藤井聡太くんによって塗り替えらたのです。

藤井聡太くんと加藤一二三九段との対局は、年令差62才6か月で、公式戦最多年令差の対局でした。

初対局で勝利した藤井聡太くんは、どんどん勝ち進み、あれよあれよという間に29連勝!

その結果、神谷広志(現在八段)が30年近く保持していた、28連勝記録も抜き去りましたよね。報道が過熱するほどの騒ぎでしたから、あなたも覚えていらっしゃると思います。

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快進撃を続けた藤井聡太くんは、1年間闘い抜いた結果、2017年度の下記4部門すべてにおいて、1位を独占しました。

  • 対局数 ・勝数・ 勝率(30対局以上)・連勝数
  • 上記4部門全部を制覇したのは、17年ぶりになるそうです。
    17年前に4部門全制覇したのが羽生善治竜王で、共に天才とよばれるふたり。
  • さらに 年間60勝・・・2004年に羽生善治竜王が達成した記録。これは史上4人目。
  • 順位戦のC級2組の戦い・・・ただ一人10戦全勝。1期全勝は史上6人目。
    とにかく記録づくめの凄い1年間でした。

30連勝なるか・・・日本中が熱視線で見守る中、佐々木勇気六段との対局で、プロ棋士となってから初めて敗北を味わった藤井聡太くんですが、淡々としていたような記憶があります。

記録づくめだった藤井聡太くん、2017年の華々しい活躍を、あなたと一緒に振り返ってみましょう。

新旧の天才同志が激突!羽生善治竜王と藤井聡太くん15才、結果は?

中でも、最も注目を浴びたのが、羽生善治竜王との対局。
ファンの目前で公開対局の形式で行われる、2月17日の朝日杯の準決勝で、羽生善治竜王と藤井聡太くんが対局するというので、大変な騒ぎでした。

準決勝・決勝の観戦チケットは、販売開始直後、申し込みを受け付ける公式サイトが一時ダウンするほどの超人気で、1日夜に「藤井五段」が誕生する前に売り切れてしまいました。

販売開始が1日午前11時で、午後10時台には完売しています。

  • チケットは全584席分
  • SS席: 9800円:46席
  • S 席: 8300円:127席
  • A  席: 6600円:96席
  • B  席: 4000円:315席
    観覧券196席 3000円
    観覧券は、佐藤天彦名人(30)による解説会

今回の朝日杯将棋オープン戦チケットは、スペシャル価格で、通常の2倍もしたそうです。ざっと計算してみたところ、

SS席46×9,800=450,800
S席127×8,300=1,054,100
A席96×6,600=633,600
B席315×4,000=1,260,000
観覧券196×3,000=588,000

合計すると3,986,500円・・・準決勝と決勝の2対局だけでこの金額!!
天才二人の人気が、ものすご~い!ということでしょうね。

ちなみに、巷の将棋ファンの声ですが、「二人の対決が見られるなら、決して高くはない」と。
公式戦初となる羽生善治竜王と藤井聡太くんの対局が、最大の注目を集めて当然なのですね。

羽生善治竜王・藤井聡太五段の画像元のアドレス → https://is.gd/SyedrP

  • 584人が観戦する中での公式戦でしたが藤井聡太くんは泰然自若といった感じで、いつもと変わった様子はありません。
  • 2月17日の朝日杯将棋オープン戦の準決勝、新旧天才対決となる藤井聡太五段と羽生善治竜王の対局。
  • 羽生善治竜王も「勝ちに行く!」姿勢で、真剣に差し
    ている様子がうかがえましたが、藤井聡太くんに敗れ
    てしまいました。
  • 広瀬章人八段も退けてしまった藤井聡太くん。
  • その結果藤井聡太くんは、即六段に昇格しています。

夢かうつつか、それともアニメ?、誰もが首をかしげる?

誰もがふと、「あれぇ、アニメの世界に飛び込んでしまったかな?」「夢を見ているのかなあ」なんて、思わず首をかしげている方がいらっしゃるかもしれません。

なぜなら藤井聡太くんが、現れる敵を「バッタバッタと切り倒し」あっ、違いましたごめんなさい。対局相手を次から次へと打ち倒し、「物凄い大物」まで打ち負かしちゃったという、「あり得ない」現象を次々引き起こしているからなのです。

「四段」だったはずの藤井聡太くんが、よそ見していて振り返ったら「藤井六段」になっていた・・・そんな感じで、あれよあれよという間に昇段。

「やはりアニメの主人公だ!」って思いませんか?
アニメの世界だって、ここまで強かったら「強すぎる!」「やりすぎだろ!」なんて意見が飛び出しそうな展開なのです。

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今回の朝日杯将棋オープン戦、高額にもかかわらず、チケットの申し込み公式サイトがダウンするほど、人気を集めた準決勝と決勝ですが、棋界大物棋士の多くが、「さすがに全棋士参加の棋戦で優勝するのは、まだ難しいだろう」と、たかをくくっていたのではないでしょうか。

藤井聡太くんは、そんな方々の予想をものの見事に裏切り、楽々と優勝してしまったのです。中学生棋士での棋戦優勝は初めてのこと。ある方は「予想を遥かに上回るスピードで、強くなっているようだ」と、驚愕されているようでした。

この勝利によって、藤井聡太くんは六段昇格となったため、「藤井五段」と呼ばれた期間は「わずか17日間」という、とんでもない現象が起きてしまったのです。

だから、藤井五段と呼ばれた期間があまりにも短いために、「藤井聡太五段」と記載された商品は、将来プレミアがつくかも知れませんね。

連勝を重ねた結果、羽生善治竜王を凌ぐスピードで昇格した藤井聡太六段

藤井聡太四段から五段に昇格
2月1日に行われた順位戦C級2組9回戦で梶浦宏孝四段に勝ち、C級1組への昇級を決めました。これにより、同日付で中学生としては初めてとなる五段昇段を果たしました。

五段昇格から六段に昇格
17日後の2月17日、準決勝と決勝に勝ち優勝して六段に昇格。対局したのは下記の二人。
朝日杯将棋オープン戦の準決勝で羽生善治竜王を下す。
朝日杯将棋オープン戦の決勝で広瀬章人八段を退けてしまった。

この結果、五段になったのが2月1日。
六段に昇格したのが2月17日。
そのため、「藤井五段」はわずか17日間となり、「えっ」「何?」「???」と、想像もしていない状況が起きています。

4月2日、第45回将棋大賞(2017年度中に活躍した棋士を表彰する将棋賞)が決まりました。受賞したのは、羽生善治竜王と藤井壮太六段です。

最優秀棋士賞には羽生善治竜王:22度目の受賞。
特別賞と新人賞に藤井聡太六段。
羽生善治竜王の最優秀棋士賞22回は凄いですよね。22年間っていうことでしょう!

羽生善治竜王は、4月11日から始まる第76期名人戦では佐藤天彦名人への挑戦も決定していますし、「100期目のタイトルを獲得」するかどうかということでも注目されています。

藤井聡太くん、負けると悔しくて泣いた幼稚園時代。羽生竜王の少年時代は?

幼稚園時代の藤井聡太くんは、負けた時はいつも悔しくて泣いたという話は、前にも聞いたことがありました。声をあげて涙もぬぐわず泣いていたのですね。ボロボロこぼれ落ちる涙をぬぐいもせずに・・・

映画のワンシーンのように、ふっと想像して、笑っちゃいました、微笑ましくて。

藤井聡太くんはとても礼儀正しくて、柔らかい人柄を感じますが、雰囲気が誰かに似ていると思いませんか。容姿も年令もちがいますが、話す時の雰囲気が、そう、羽生善治竜王と似ている気がします。

藤井聡太五段の画像元アドレス → https://is.gd/SyedrP

その羽生善治竜王も小学生の時、将棋に負けて泣いたことがあるそうです。藤井聡太くんは幼稚園時代に大泣きしていましたが、羽生善治竜王は目が潤み、涙がこぼれ落ちた・・・そんな感じですね。

羽生善治竜王が15才頃の古い記事を読んだことがありますが、その中に、負けて当然の二段も格上相手でしたが、羽生善治少年は負けを認めたとき、ポロっと涙を流し、相手をにらみつけたと記されていました。

藤井聡太くんはとは、年令も容姿もまったく違いますが、話す時の雰囲気が、そう、羽生善治竜王と似ている気がします。羽生さんの、包み込むような、ふんわり柔らかい雰囲気に似ている・・・ような。

11年も昔ですが、羽生善治さんご一家とお話したことがあるので、ずっと思っていたのです、雰囲気が似てるって。

まとめ

藤井聡太くんが、幼稚園時代から小学4年生まで通っていた将棋教室の話を、何かで読んことがあります。

「ここでは、最初20級から始まりますが、藤井聡太くんは1年間で16ランク上がって4級になりました。これはもちろん新記録で、これから先も幼稚園児の4級は出ないでしょう。多分他の教室なら、初段ぐらいだったのではないでしょうか」

将棋教室の先生が、藤井聡太くんの強さについて話された言葉ですが、その強さは幼稚園時代から群を抜いたのですね。

藤井聡太くんの活躍に始まり、羽生善治さんが「永世七冠」「竜王」になられ、国民栄誉賞も授与されました。さらに、藤井聡太くんが2017年度の4部門全てで1位を獲得するなど、天才が活躍した棋界の1年間でした。

下記に、藤井聡太くんが残した素晴らしい成果というか、華々しい活躍の結果をおさらいしてみました。

  • 4部門:「対局数」「 勝数」「 勝率(30対局以上)」「 連勝数」
  • 上記の4部門全部を制覇したのは17年ぶり:17年前に制覇したのは羽生善治竜王
  • 年間60勝・・・2004年の羽生善治竜王以来で史上4人目。
  • 順位戦のC級2組の戦い・・・1期全勝は史上6人目。

藤井聡太くんは伸び盛り。だけど、間もなく7段に昇進するかも知れないという、もの凄い天才棋士なのです。

数々の記録を達成した藤井聡太六段ですが、「勝っておごるな、負けて腐るな」という、お母様からの戒めの言葉を忘れず、凄い相手に勝っても決して奢ることはなく、いつもと変わらないといいます。

15才の少年でありながら、大人のような風格を漂わせている藤井聡太くん。来年の今頃は、想像もできない進化をとげているのでしょうね。楽しみでなりません。

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