小川彩佳アナウンサーAbemaPrime卒業の日。
ガラス張りの「けやき坂スタジオ」で「女子アナってなんだ?」について議論しました。

ゲストは、現在フリーで活躍されている3人のアナウンサー。
元NHKの古瀬絵理アナ、元日本テレビの脊山麻理子アナ、元フジテレビの宮瀬茉祐子アナ。

古瀬絵理アナは、NHK山形放送局に2000年~2004年まで、契約アナウンサーとして勤務。
「NHKは、バラエティがないので民放と違って、取材もあるし、担当も均等に割り振られている。だからニュースも、天気予報も、情報系もやると言う形だった」と。

古瀬絵理アナは、1978年生まれで今年41才。当時95センチの巨乳「スイカップ」で知名度があがった。2004年にフリーになり、温泉巡りや、グラビア等にも挑戦し、本の紹介番組や経済番組、イベント司会等、幅広く活躍。

焼酎アドバイザー、マネーマネージメントマスター等、興味分野に関する資格を多数取得。
2011年には結婚し、2012年3月には男児を出産、一児の母。
元来取材記者が希望で、新たなチャレンジも考えているそうです。

脊山麻理子アナは、日本テレビに、2004年から2010年迄在籍していました。
東京都文京区出身で1980年4月8日生まれ。間もなく39才。

1996年の高校1年時にアメリカ合衆国オハイオ州へ1年間留学経験があります。
父親は医師で東京大学医学部名誉教授、お茶の水女子大学名誉教授の脊山洋右氏。

脊山麻理子アナ初めてのレギュラー出演は、エンタメ系の深夜番組。番組冒頭に踊ることになっていたので、まず振り付けを覚えることと、ニュースを読むのが仕事だったそうです。

高校時代からタレントだった脊山麻理子アナは、「アイドルからアナウンサーに」などと、最初は話題になっていたようですが、最初の仕事は「えっ?!」って感じでしたねと。

宮瀬茉祐子アナは、フジテレビに2005年入社して2011年に退社。
1982年6月12日 生まれで現在37才。

研修中に、「ワンナイ」というバラエティ番組で、バックダンサーを務めたのが最初の仕事。研修もしながら部活のようにダンス練習をしたそうです。さらに、ドッキリも仕掛けられ、何が何だかわからないままスタートしていましたとか。

小川彩佳アナはこんな風に話しています。
「わたしはちょっと特殊で、バラエティ番組の担当はなく、入社後間もなく田原総一朗さんの『サンデープロジェクト』という政治討論番組を担当するなど、最初からずっと報道だった」

「もし、報道を目指してない人なら苦痛だったと思う。田原総一朗さんとの仕事はプレッシャーが凄まじく、毎週お腹が痛くなっていました」と。報道を目指していた小川彩佳さんでさえ・・・大変なのですね報道は。

この4人に加えて、元TBSアナウンサーで、現在はエッセイストの小島慶子さんなどの話も織り交ぜながら、「女子アナってなんだ?」の議論や、視聴者がアナウンサーに感じているイメージなどについて、いろいろ聞いてみましょう。

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街の方々が女子アナウンサーに抱くイメージは?

TBSアナウンサーで、エッセイストの小島慶子さんは、こんな風におっしゃってます。

小島慶子さんが入社した1995年は建前として、「アナウンサーというのは、会社員であり職人であって、タレントではない。勘違いしないように」と言われていたのだとか。ただその頃から制作現場では、若い子をタレントのようにどんどん使っていこうと考えていたそうです。

女子アナウンサーがもてはやされても、冷静に考えてみると、「女子アナ」としてコンテンツ化され、商品化されて光が当たるようになったけれど、女性アナウンサーの仕事の幅をどれだけ広げてきたのか。また、プロとしてリスペクトされることに繋がったのか・・・どうだろうと、小島慶子さん。

小島慶子さんは「女子アナとは、美人で可愛くて愛嬌があって、お利口さんで優等生で、気を使ってにこやかにその場を華やげる。時にはドジでおっちょこちょいなギャップ・・・それが魅力を発揮するという、一つのコンテンツ」だと話されています。

街の方に「女子アナウンサーのイメージは?」と聞いてみたところ、下記のような結果に。やはり女子アナウンサーについて、可愛いくて奇麗で知的な感じ・・・それが多くの方が抱くイメージ。

  • 清楚で知性がある
  • 可愛くて奇麗
  • 女子大のミスコングランプリ。
  • テレビは見た目で伝わるから、ルックスは大切。
  • めちゃ可愛い子がなる様な、華やかなイメージがある。
  • テレビに出るのは広告だから、ルックスが評価されるのは当たり前。
  • 外見で判断されたくないなら、顔が映らないでニュースを伝える職業につけばいいのじゃないかな。
  • ルックスで評価されなくないなら、顔が出ない記者を選べばいいのでは。

街の方は、小島慶子さんが話されている通りのイメージですね。流石!アナウンサー歴も長く、現場のことは百も承知で、視聴者が抱いているイメージもお見通しでした。

女子アナのイメージに反応?!局アナ時代の仕事!

街の方々に「女子アナウンサーのイメージは?」と聞いた結果を見た、女子アナウンサーの反応はそれぞれ。

宮瀬茉祐子アナは、それが女子アナの定義だとしたら喜べない。見た目で評価されていたとしても、ギャップを埋め追いつこうとアナウンサーは努力している。それが伝わってないなら、伝えるまで頑張るしかないと。

脊山麻理子アナは「覆面で採用試験をしているわけではないし、どんな職業だって見た目は切り離せない。ただ、アナウンサーが見た目で採用されていると思っているなら、それは絶対違う」と言います。

何故なら「可愛いモデルがアナウンサー試験に必ず合格するわけではないし、トータルで評価されている。私が採用された時も、有名なアイドルや有名大学のモデルがいました」と話しています。

脊山麻理子アナは、試験会場で見かけた有名なアイドルや有名大学のモデルでも、合格していなかったようなニュアンスで「卑下しなくてもいい!」と、はっきり言い切ってました。

3者それぞれ受け止め方が違いますが、当たり前ですよね。何万人と集まれば、同じ受け取り方をする方も出てくると思いますけれど。

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局アナ時代に与えられた仕事やそれについての考え方では、人それぞれの思いがあったようですね。

古瀬絵理アナ。
特にNHKはあまりキャラクターを出せないので、中継先では、どうすれば自分が面白く見えるのかな・・・などと考えたり、新人の時は、周りのみなさんが意見を言って下さるので、技術さんや、カメラさんなどの意見をまめに聞くようにしていました」

脊山麻理子アナ。
「ニュースや天気予報の仕事もありましたが、新人はアイドル的な路線もあったと思います。制作側と、女子アナと呼ばれることを嫌がる先輩アナウンサーたちとの狭間にいて、制作側からも先輩アナウンサーからも、悪く思われていました」

「当時、朝4時からの番組を担当していた頃は、日中のバラエティ番組の収録の仕事もあり、長時間労働になりがちだった。昼間の帯番組を担当している人は9時出社、夕方退社みたいな」

だけどすごく楽しくて、他の人にやってほしい、働きすぎで嫌だという人はいなかった。やれる仕事なら自分がやりたいと誰もが思っていた。ただ、今思えばもっと楽しめば良かったと思う。当時はできればニュース番組を担当したいとずっと思っていましたと、報道希望だったことを明かしています。

宮瀬茉祐子アナ。
当時は局内で仮眠を取ってからロケに行き収録・・・というパターンもあったと思う。仕事や取材の仕事もたくさんあったけれど、目立たない泥臭い仕事をしていると、最近、見ないけど何しているの?と聞かれたり・・・世間もそんな風に捉えがちだし、そういうところにギャップは感じていた。

小川彩佳アナ。
確かに、朝の担当が一番過酷かもしれない。ただ、しんどいなと思うことはあっても、やりがいも感じていると思います。ただ、バラエティ、報道、スポーツと、共通する部分もありますが、それぞれ違ったキャラクター、違った技術、スキルも求められます。

また、自分の目指しているものとは全く違う仕事をしているアナウンサーもいるでしょうし、会わないと言う辛さを抱えている人は結構いるのではないかと思います。

自分にこういう技術があったんだ、好奇心があったんだ・・・と入社してから気付くこともあると思うのですが、やはり番組の内容が多岐に渡るので、入社してから、自分に合う、自分に合わない・・・という葛藤が生まれやすい仕事だと言えるかもしれません。

アナウンサーの役割は?

小川彩佳アナは、アナウンサーについて「木材をつなぐ『かすがい』だという感覚で仕事を捉えてきました」と話しています。

つまり「情報と見ている方(視聴者)だけではなく、制作サイドと出演者、取材した当事者と出演者、出演者と出演者、それぞれをつないでいくのがアナウンサーの役割だと思います」と。

さらに「それを自分(小川彩佳アナ)という、フィルターを通すことによって、伝わってくるものが変わる可能性のある存在なのかなっていう気はしています」と語りました。

小川彩佳さんが考えるアナウンサーの役割とは、いくつかに分類された「要素」を、上手くつなぎ合わせる『かすがい』だと思っていて、「アナウンサーのつなぎ方によって、伝わり方が変わる可能性がある・・・」と。

わたし的には、小川彩佳アナの話されていることが、よくわかる様な気がします。
例えば、全く同じ洋服を、上記のアナウンサー4人の方が着たら、それぞれの個性が際立ち、同じ洋服を身につけているようには見えないと思うのです。多分・・・全く別物に感じてしまうでしょう。

だから小川彩佳さんは、『かすがい』となるアナウンサーのつなぎ方によって、情報の伝わり方が変わる可能性があると感じているのでしょうね。

まとめ

テレビ朝日アスク(アナウンススクール)の、GM兼校長の寺崎貴司アナウンサーは、こんな風に話されていました。

「アナウンサーの役割は伝え手だ。人と人とのやり取りをするのがアナウンサーという職業。インタビューでも上手に内容を引き出し、そこで得たもの、聞いたもの、感じたことをテレビなどで視聴者に向かって伝えていく。それがメインの仕事」ですよと。

そして寺崎貴司アナウンサーは「昔から、アナウンサーはタレント性を求められている。タレント性が何なのかは・・・わからないけれど、やはり華は大切ですね」とも。

今では、タレントと一緒に番組を盛り上げるなど、マルチな才能が求められる場面も当たり前になっていて、女性アナウンサーは番組の華でありテレビ局の顔として脚光を浴びていますよね。

女性アナウンサーは、世の男性から憧れの目で見られ、高学歴、ミスコン出身、華やかでキラキラしている。街の方々のイメージが定着しているのでしょうか。

小川彩佳アナが、「わたしはちょっと特殊で、バラエティ番組の担当はなく、入社後間もなく田原総一朗さんの『サンデープロジェクト』という政治討論番組を担当するなど、最初からずっと報道だった」

「もし、報道を目指してない人なら苦痛だったと思う。田原総一朗さんとの仕事はプレッシャーが凄まじく、毎週お腹が痛くなっていました」と話した時に、それを受けて、脊山麻理子アナが言ってましたね。

「アナウンサーを目指す女子学生の多くは、小川さんみたいになりたいと思っているはず。ニュース番組のキャスターとして人気になり、そしてフリーになって自分の番組を持つ・・・みたいな」。

そして、「実は私も小川さんみたいになりたくて入りました。でも、女子学生は私のようにはなりたくないはず。つまり、誰もが小川さんのようになれるわけではない。野球で例えれば、全員が筒香選手になれるわけではない。1番も3番もいるから、野球が成り立つ」と、ちょっぴり過激・・・な言葉ではありましたけれど。

小川彩佳さんは、美貌と知性を兼ね備えた人気アナウンサー。確かに、女子アナを目指す女子学生の憧れの的かも知れません。でも、脊山麻理子アナも話していましたが、確かに誰でもなれるわけではなく、成れるのは一握りの方だけだと言えるでしょうね。

テレビ朝日で、田原総一朗さんの政治討論番組『サンデープロジェクト』で2年半、『報道ステーション』で7年半・・・報道一筋に12年、人気アナウンサーとして活躍してきた小川彩佳アナは、テレ朝を退社。AbemaPrimeも卒業です。

「テレビ朝日アナウンサーとしてお伝えするのは今日で最後になります。ただ本当に本当に幸せな、この12年だったなと、振り返って思っています。番組をご覧頂いて、こんな私を暖かく見守って下さった皆さま、本当に本当に、ありがとうございました」と、感謝の言葉を伝えた小川彩佳アナ。

ガラス張りの「けやき坂スタジオ」前で多くのファンが見守る中、小川彩佳アナウンサーは卒業しました!
小川彩佳アナウンサーの姿が見られるのは、多分、噂通り6月からになるのでしょうね。
新たな場所でも応援します!
素敵な笑顔を見せて下さいね!

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