アガサ・クリスティー ”スタイルズ荘の怪事件”!エリキュール・ポアロの登場!

ミステリーの女王と呼ばれているアガサ・クリスティーの第一作「スタイルズ荘の怪事件」は、女主人エミリー・イングレソープが殺害される事件から始まります。

密室状態になってしまった女主人エミリー・イングレソープの部屋に、みんなでドアに体当たりして、転げ込むように入った時、ベットの上でエミリー・イングレソープの全身が激しく痙攣しているのが目に入りました・・・

激しい痙攣が収まりはじめて「ちょっと楽に・・・いきなり苦しくなって・・・馬鹿ね、外から入れなくするなんて」途切れ途切れに話すエミリー・イングレソープ。

ところがその直後のこと、何とも言えない苦悶の叫び声をあげるエミリー・イングレソープ!ふたたび激しい痙攣がエミリー・イングレソープを襲ったのです!

痙攣は見ているのが恐くなるほど凄まじく、身体がベッドから何度も浮き上がり、身体は弓のように折れ曲がり、ブランディ―を飲ませることさえできない程激しく、痙攣し続けました。

呼ばれて駆け付けた医師のバウアスタイン博士が部屋に入ってきた時、「アルフレッド!アルフレッド!」苦しい息の下でエミリー・イングレソープは夫の名前を叫んだ!そして、浮き上がっていた体がベッドに沈みこみ二度と動かなくなって・・・

バウアスタイン博士が駆け寄り人工呼吸を試みたが、もはや手遅れで、なす術は何もなかったようだ。主治医のウイルキンズ医師が駆け付けた時には、エミリー・イングレソープはベッドに静かに横たわっていました。

激しい痙攣を見ていない主治医のウイルキンズ医師は、最初は働き過ぎで亡くなったと思ったらしいのですが、バウアスタイン博士から「強直性の痙攣だった」と聞いて驚愕。
♦強直性の痙攣とは、異常な筋肉の収縮で、筋肉が突っ張ったりこわばったりした 状態が長時間続く。

バウアスタイン博士と主治医のウイルキンズ医師が話し合い、「検死解剖」に同意するよう、義理の息子ジョン・カヴェンディッシュに求めた。公にしたくないジョン・カヴェンディッシュは検死の必要があるのかと問うが「必要です。このままでは”死亡診断書”はかけません」と言われて承諾。

ふたりの医師が帰った後で、ヘイスティングスはジョン・カヴェンディッシュに「早ければ早いほどいい。ポアロに捜査してもらいましょう」と持ち掛ける。

弟のローレンスは反対したが「任せてみよう」とジョン・カヴェンディッシュ。外部に漏れないように捜査することを条件として、全ての捜査権限をエリキュール・ポアロに与えることを決めた。

主な登場人物と、物語の”あらすじ”をご紹介しますね。
あらすじ・・・概略ともいいますが、細部を除いたあらましのこと。
読まれたことがないあなたに、読んでいただきたいなと思って・・・

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名探偵エリキュール・ポアロと主な登場人物!

ヘイスティングスはエリキュール・ポアロを訪ね、エミリー・イングレソープが死に至った経緯などを、できるだけ詳しく話して聞かせようとしましたが、頭が混乱していて上手くまとまらない。

しかしエリキュール・ポアロは、ヘイスティングスの様子から混乱していることを見て取り、落ち着かせながらゆっくりと話を聞きだしました。

女主人の毒殺には、愛と憎悪そして欲望などが、様々な形で複雑に絡みあっているのですが、エリキュール・ポアロは、現場検証、推理力、様々な証言などを基にして、複雑に絡んだ糸を見事に解きほぐし、真犯人に辿りつく。

捜査を始めたエリキュール・ポアロ自身が、真犯人だと確信している人物がいました。しかし何故かエリキュール・ポアロは、真犯人のアリバイを証言して、敢えて、逮捕されないように仕向けます。

エリキュール・ポアロが真犯人と確信している人物は、わざと自分が早急に逮捕されるように仕向ける工作をしていたのですが、それを見抜いたポアロは、逮捕されないようにアリバイを証明したのです。それは何故・・・

何故なら、決め手となる確実な証拠を引き出すには時間がかかります。犯人が早い時点で逮捕されてしまうと、確実な証拠が揃えられず無罪となってしまい、終身無罪が確定してしまう恐れがあったからでした。

イギリスの法律に・・・「一事不再理」と言うものがありました。一度無罪放免になると、その後で重要証拠が見つかっても、同じ罪では二度と裁かれない・・・同じ罪では裁くことが出来ないのです。それを防ぐためにポアロは、真犯人のアリバイを証明したのです。

また、真犯人が用意周到に準備した罠のために、義理の息子が逮捕され公判にかけられますが、この時もポアロは、敢えて義理の息子の無実を証明しませんでした。真犯人を油断させるためでもあったのです。ポアロには、義理の息子が無罪放免される確信がありました。

真犯人と確信している人物が、殺害されたエミリー・イングレソープの義理の息子ジョン・カヴェンディッシュを、犯人に仕立てる工作をしたことで、エリキュール・ポアロは、その人物が真犯人だと言う確信をますます強めます。

♦エリキュール・ポアロ :ベルギー人の私立探偵。
5フィート4インチ(1メートル60センチ)くらいしかないが、威風堂々とした雰囲気があった。卵型の頭をしていて、軍人のようにピンと跳ね上がった口ひげをたくわえている。ポアロはその見事な口髭を自慢にしている。身だしなみについては潔癖過ぎるほどだ。

ベルギーからイギリスに亡命してきたエリキュール・ポアロと仲間は、「スタイルズ荘」の女主人エミリー・イングレソープのおかげで、安住の場所を得ていたので、いつも感謝していました。

♦ヘイスティングス  :エリキュール・ポアロの友人。
ベルギーで、刑事をしていたエリキュール・ポアロに出会って心酔していました。自身も犯罪捜査に興味を持つようになり、ポアロのやり方を基にして、自分なりに捜査方法を勉強しているのですが、なかなかうまくいきません。

ヘイスティングスは、傷病兵として本国に戻って来たのですが、偶然、ジョン・カヴェンディッシュ (女主人の義理の息子)に出会い、話の成り行きでスタイルズ荘にやってきたのです。

♦エミリー・イングレソープ:スタイルズ荘の女主人。既に70を過ぎている。
ジョン・カヴェンディッシュとローレンス・カヴェンディッシュ兄弟の父親と再婚。
兄弟の父親が亡くなった時、父親はエミリーの言うなりだった為、全財産を全て受け継いだ。

♦アルフレッド・イングレソープ:エミリーの夫(再婚)。
エミリー・イングレソープより20才年下。

♦ジョン・カヴェンディッシュ:エミリーの義理の息子。
真犯人が用意周到に準備した罠のために、一時、犯人として逮捕されてしまう。逮捕されたことにより、夫婦に変化が訪れる。

♦メアリ・カヴェンディッシュ:ジョンの妻。
エキゾチックな感じがする美人。夫とすれ違いがおこり、もう修復できないと思い込んでいて、ロンドンからきたバウアスタイン博士と度々行動を共にしていた。夫ジョン・カヴェンディッシュが逮捕されてからの彼女は・・・

♦ローレンス・カヴェンディッシ:ジョンの弟。
密かにシンシア・マードックに思いを寄せていながら、何故か、嫌っていると誤解されるほど、極端に彼女を避けるような行動をしてしまう。

♦シンシア・マードック  :エミリーの旧友の娘で薬剤師。
とても美しい女性。実は、ローレンス・カヴェンディッシに好意を持っているのですが、彼女を避けている様な彼の行動をみて、嫌われているのだと思い込んでいる。

ヘイスティングスも、美しいシンシア・マードックに思いを寄せていて、結婚を申し込みますが、彼女から帰ってきた言葉は・・・

♦エヴリン・ハワード   :エミリーの友人。
エミリーの20才年下亭主が、お金目当てに結婚したのだとエミリーに告げた。そこで喧嘩がおこり、スタイルズ荘を出ていくのですが、ヘイスティングスに、エミリー・イングレソープを守るように頼み、20才年下亭主にはくれぐれも気をつけて欲しいと言い残す。

実は・・・この喧嘩は、エヴリン・ハワードが敢えて仕掛けたものでした。「スタイルズ荘」から出ていく口実を作るためだったのですが・・・それは何故だったのか?

エヴリン・ハワードは、エミリー・イングレソープが殺害されたと連絡を受けて、再び「スタイルズ荘」にやってきたのですが、アルフレッド・イングレソープが犯人に違いないとわめきたてました。

以上が主な登場人物で、その他には、医師、メイドや庭師、エミリーの主治医、薬局の店員、警部や警視が出てきます。

捜査の中でヒントになりそうなものを見極めていくポアロ!

エリキュール・ポアロは、殺害されたエミリー・イングレソープの部屋から捜査を開始したときのこと。窓際の丸いテーブルに、エリキュール・ポアロが鞄を置いた瞬間に、鞄は滑り落ちてしまった。天板がぐらぐらしていたからです。

あちこち丁寧に調べまわっていたポアロは、ドアノブの隙間から、緑色の小さな布地をピンセットでつまみ上げ封筒にしまいました。

整理ダンスの上にはカップと片手鍋が置かれていましたが、カップには飲んだ形跡があり、片手鍋には黒い液体が入っています。黒い液体を慎重に味見したポアロは、「ココア・・・それに・・・おそらく・・・ラム酒が入っている」と顔をしかめた。

ベッドのそばのテーブルが倒れ、読書用ランプと数冊の本、マッチ、鍵の束、コーヒーカップの破片が床に散乱している。ランプのほやが2カ所割れていて破片もあった。

ポアロは、落ちていた鍵の束を拾い上げ、鍵束から鍵を1本抜き出し、紫色の文書箱に差し込むと・・・ピタリと合った。ポアロは文書箱を開けてみたがすぐに鍵を閉める。

次にポアロは、洗面台の引き出しを隅々まで丁寧に調べた。さらに、濃い茶色の絨毯に丸いシミがあるのを見て、床に身を伏せ匂いも嗅いでいた。

ポアロは「この部屋で見つけたのは、六つの興味深い事実」だとヘイスティングスに話す。
一つ目は、粉々に割れたコーヒーカップ。
二つ目は、鍵を差し込んだ文書箱。

三つめは、床(絨毯)のシミ。
シミについてはヘイスティングスが「前からついていたものかも知れない」と異論を唱えたが、ポアロは「まだ湿っていたしコーヒーの匂いがした」と言う。

四つ目は、濃い緑色の布地の切れ端。何本かの糸かも知れないが識別できると話した。
五つ目は、書き物机の傍に飛び散った蝋燭の蠟で、これは昨日付いたいたものだと言う。それ以前の物であれば、メイドが吸い取り紙と熱したアイロンで奇麗にしたはずだと。

ヘイスティングスが急に思い出して「ローレンス・カヴェンディッシが蝋燭を持っていたけど、何かを見つけたのか凍り付いたようになっていた」と、マントルピースを指さした。

ポアロは「だが、床を汚したのは彼が持っていた蝋燭じゃない、白い蠟だ。ローレンス・カヴェンディッシが持っていたのは、化粧台の上に置いてあるが、薄紅色の蠟だ。それに、亡くなったエミリー・イングレソープは、読書用のランプしか使っていなかった」

六つ目は、「当分秘密にしておきます」とポアロが言った。そして長い間じっと暖炉の灰を見つめていましたが「燃やしてしまえば・・・何も残らない。だが、ひょっとしたら・・・残っているかもしれない・・・探してみよう」

突然腹ばいになったポアロは、暖炉の灰を慎重に選り分けながら、炉格子に移し始めたが、小さな叫び声をあげ「ピンセットを!」。ヘイスティングスがピンセットを渡すと、ポアロは半分焦げた紙をつまみ上げた。それは分厚い紙で、ノートではない。

「遺言書の切れ端だ!」ヘイスティングスが驚きの声を上げたが「予想していました」と、ポアロは平然としている。そしてその紙を大切に鞄にしまった。

ポアロが忠実なメイドのドーカスから聞き取ったのは・・・

殺害された日に、エミリー・イングレソープがホールで口論していたのを、通りがかりに聞いてしまったのが、10年間忠実に仕えてきたメイドのドーカスだった。

「昨日の午後のことから話して下さい」と言うポアロの言葉に、ドーカスは「申し上げていいのかどうか・・・」とためらう。

「奥様の秘密を漏らすのではありません。奥様が亡くなられたからには、犯人に裁きを受けさせたいでしょう。その、口論と言うのをできるだけ詳しく教えてもらう必要があるのです」

ドーカスの話によれば、ホールのそばを通りかかった時、エミリー・イングレソープの、きつい大きな声が聞こえたので立ち止まって聞いてしまったらしい。「奥様がとても強い声で話しておられたので、全部聞こえてしまいました」と言った。

「『嘘だったのね!わたしを騙したのね!』と言う奥様の声に対して、アルフレッド・イングレソープの声は、低くて小さかったので、何を言ったのか聞き取れなかった」と言う。

「しかし奥様は『よく、そんなことが言えるわね。ここに住まわせて着るものから食べるものまで面倒みたのに。何もかもわたしのおかげなのに、これが貴男のお返しなの?』と、大きくて、はっきりした声でした」

アルフレッド・イングレソープの声はよく聞き取れなかったようだが、「奥様はこうおっしゃいました。『いまさら何と言っても同じよ。自分のすべきことが良く分かったし決心がついた。世間体や夫婦仲をとやかく言われるのを恐れて、わたしが我慢するなんて思わないことね!』と」

「確かにアルフレッド・イングレソープの声だったのですね?」とポアロは確認した。
「ハイ、他の方の筈はございません」と言い切ったドーカス。

「それからどうしました?」
「五時に奥様から呼ばれて、食べるものはいらないから書斎にお茶を持って来るように・・・と。青ざめた疲れた顔をされていて『ドーカス、とてもショックなことがあったの』とおっしゃって。何か、手に持っておいででした」

ドーカスは話しを続け「何か書いてあって、じっと見つめておいででした、書かれていることが信じられないとでも言うように・・・小声で『たったこれだけの言葉で・・・全てが変わってしまった』とつぶやかれ、わたしに、おっしゃいました。『ドーカス男を信用しては駄目よ。信じる値打ちなんてないんだから』と」

そこで、急いで部屋を出たドーカスは、濃い目に入れたお茶をお持ちしましたと言う。
「すると奥様は『ありがとう!』と言って下さり『どうしたらいいのかしら、夫婦の問題は本当に困るわ・・・できれば世間に知られたくはないのだけれどね、ドーカス』とおっしゃられた時に、メアリ・カヴェンディッシュが入ってこられました」

口論についてドーカスの話はここまでだが、その後もポアロはこまごまとしたことを次々質問していく。文書箱の鍵をなくして探していたことや、合鍵があることなどをポアロに言い当てられて驚くドーカス。

「ゆうべ奥様が、睡眠薬を飲んだ可能性があると考えられる理由はありますか?」
「いいえ、ゆうべは飲んでおられません」
「何故そう言い切れるんです?」
「二日前に最後の一服をお飲みになって、その後はまだ調合してもらってないのです」

エリキュール・ポアロは繋がった最後の環で犯人をあぶりだす!

エリキュール・ポアロは、関係者全員を一室に呼び集め、殺害されたエミリー・イングレソープの部屋で見つけた六つの疑問を、ひとつずつ解き明かします。

一つ目は、粉々に割れたコーヒーカップ。
二つ目は、鍵を差し込んだままの文書箱。
三つめは、床(絨毯)のシミ。
四つ目は、濃い緑色の布地の切れ端。
五つ目は、書き物机の傍に飛び散った蝋燭の蠟。

五つ目までを、詳しく解き明かしたポアロは、片手鍋に残っていたココアを分析に出した結果、睡眠薬が入っていたことを告げました。

すると、医師を目指していたローレンス・カヴェンディッシが「毒入りコーヒーと睡眠薬入りのココアで、ストリキニーネ(毒薬)の症状が出るまでに時間がかかったんだ」と叫ぶように言った。

しかしポアロは「ミセス・イングルソープはコーヒーを召し上がっていません」と言う。ポアロ以外は誰もが、コーヒーにストリキニーネが入っていたと思い込んでいたので、驚きざわめく声が・・・

ポアロは言った「あの夜7時から9時の間に、ストリキニーネが投与されたのは間違いありません。ストリキニーネの強い苦みをごまかすことが出来て、誰も思いつかないような方法・・・それは、ミセス・イングルソープの持ち薬です」と。

更に「主治医のウイルキンズ医師が調合した薬の中に入っていたのです。もちろんウイルキンズ医師が入れたわけではありません。そして、今回の事件は月曜日に起きるように計画されていました」と言うのだ。

「しかし月曜日は演芸会があったので、エミリー・イングレソープは飲み忘れました。翌日の昼食は外食されたため、24時間遅れで最後の薬を服用されたのです。その遅れが生じたために、犯人は決定的な証拠を残しました」と言いながらポアロは、3枚の薄い紙を差し出す。

「これは犯人の自筆の手紙です。もう少しはっきり書かれていれば、ミセス・イングルソープも警戒されて、難を逃れていたかもしれません。危険に気がつきながら、方法がわからなかったのです」

ポアロは、3枚の紙をつなぎ合わせて、読み上げました。

最愛の○○○○

”なんの連絡もないので、さぞ気を揉んでいることだろう。大丈夫・・・昨夜のはずが今夜になっただけだ。事情はわかるだろう。

あのばあさんが死んで邪魔者がいなくなれば楽しくすごせるんだ。わたしの犯行だと見破れる人間はいないだろう。

臭化カリに関するきみのアイデアは、まさに天才的なひらめきだったよ。だが、まだ油断できない。一歩間違えば・・・”

共犯者はだれ?・・・最愛の○○○○とは

エリキュール・ポアロが、どのようにして犯人に辿り着いたのか・・・推理小説の面白さは、謎を解き明かしていく段階なので、あらすじで、これ以上書くのはちょっと無理・・・

まとめ

アガサ・クリスティー。
発表された推理小説の多くが世界的なベストセラーとなり「ミステリーの女王」と呼ばれている。
ミステリーとは・・・英語では「神秘的」または「不可思議」な様を表しています。

アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」は、名作だと絶賛されていますが、名探偵エリキュール・ポアロやミス・マープルなどは登場しません。度々、映画やテレビで映像化されているので、多くの方がご存知のミステリー。

でも、アガサ・クリスティーが描くミステリー小説といえば、名探偵エリキュール・ポアロと、上品な老婦人ミス・マープルが、見事な推理で難解な事件を解き明かしていく・・・

エリキュール・ポアロが活躍する「オリエント急行殺人事件」、「アクロイド殺し」、「ABC殺人事件」、「ナイルに死す」など。そしてミス・マープルが活躍する「パディントン発4時50分」、「予告殺人」など。

その他にも、エリキュール・ポアロものでは「五匹の子豚」「葬儀を終えて」「メソポタミヤの殺人」「物言えぬ証人」「マギンティフ夫人は死んだ」など、面白いものが目白押し。

もっとも衝撃的だったのが「カーテン」・・・これを読んだわたしは、1週間もの間、何も手につかなかったほどショックを受けました!ここでは、内容はお知らせしませんけれど。

実は、「カーテン」と「スリーピング・マーダー」は死後出版の契約を結んでいましたが、「カーテン」は、生存中に発表することを許可したので、アガサ・クリスティーが亡くなる前年に発表されています。

ミス・マープルものでは、「動く指」「カリブ海の秘密」「復讐の女神」「ポケットにライ麦を」なども凄く面白い。また「カリブ海の秘密」「復讐の女神」の2冊は、前編と後編のようになっています。また、「スリーピング・マーダー」も好きですね。

繰り返し何度も読んでいますが、第1巻から読み直しているので、順次あらすじをお話するつもり。でも、恋愛ものとは違って、どこまで書けばいいのか・・・線引きに迷ってしまう。でも、面白そうだから読んでみようかなって考えていただけたら嬉しいな。

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