逆転優勝の石川遼 JT カップ” で今季3勝!今平周吾は2年連続賞金王!

2019年12月5日~12月8日まで行われた、男子プロゴルフ最終戦の日本シリーズ「JTカップ」。
最終日、石川遼選手がブラッド・ケネディ選手とのプレーオフ3ホール目、バーディ―奪取で決着。

石川遼選手は「JTカップ」の優勝で今季3勝目。日本ツアーでの生涯獲得賞金も10億円を突破。
28才82日での、生涯獲得賞金10億円突破は、史上最速での記録更新。
これまでは、池田勇太選手が持っていた31才269日でした。

今平周吾選手は最終18番で手痛いダブルボギーで優勝争いから陥落。単独3位でホールアウトし、ショーン・ノリス選手を待ちましたが、ショーン・ノリス選手は優勝できず、今平周吾選手の2年連続賞金王が決定しました。2年連続の賞金王は、片山晋呉選手以来13年振りで5人目。

さらに27才67日は、ジャンボ・・・尾崎将司氏の27才318日を抜き史上最年少。また、賞金王の複数回獲得では9人目となり、これも最年少記録。

因みに、今平周吾選手とショーン・ノリス選手は、2018年の賞金ランクも今回同様1位と2位だったのです。だからショーン・ノリス選手は、今年こそは1位になりたい気持ちが強かったでしょう。でも、リベンジならず。

賞金ランク1位:今平周吾選手    :1億6804万9312円。
賞金ランク2位:ショーン・ノリス選手:1億4504万4149円。
賞金ランク3位:石川遼選手     :1億3281万2990円。

逆転優勝した石川遼選手は、最終日、2打差の5位からスタート。7バーディ・2ボギーの「「65」をマーク。これで「JTカップ」は2度目の制覇です。1度目は2015年でした。

下記アドレスから2019年のJTカップのスコアが確認できますよ。石川遼選手のインタビュー記事も出てます。
https://www.jti.co.jp/knowledge/jtcup/result/score/index.html

今季、夏場に2連勝した時には石川遼完全復活か・・・なんて思っていたら、「OZOチャンピオンシップ」あたりからどんどん落ちて、2週連続の予選落ちをするなど低迷していたのですが・・・

何とか・・・先週あたりから調子を取り戻しつつあったとは言え、決して調子がいいとは言えない我慢のゴルフ・・・状態でした。それでも、最終戦で劇的な逆転優勝を演じて魅せました。2007年・・・アマチュア時代の初優勝から17勝目です。

日本ツアーで、生涯獲得賞金10億円を突破した選手・・・上位4名の名前と獲得時の年令。
1位:石川遼  :28才82日  :2019年のゴルフ日本シリーズJTカップ。
2位:池田勇太 :31才269日:2017年のANAオープン。
3位:片山晋呉 :33才89日  :2006年の中日クラウンズ。
4位:谷原秀人 :37才335日:2016年。

石川遼選手は、5年間米ツアーを主戦場にしていた時、日本ツアーにはスポット参戦していました。2017年10月に、米ツアーのシードを失い日本ツアーに戻ってきましたが、腰痛などに悩まされながら、選手会長として2年間全国を飛び回り、男子ツアーのために頑張ってきました。

2年間の任期も終わるので、今後は自分のために時間を使って欲しいですね。2020年は、海外の試合にも積極的に出ると語っていますから、1日も早く米ツアーを主戦場として戦えるように飛躍して欲しい。

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石川遼の逆転優勝は17勝の内・・・JTカップで6回目!

今迄に、石川遼選手は日本ツアーで16勝していますが、その内5回逆転優勝しています。

最初の逆転優勝はアマチュア時代で15才だった。
2007年マンシングウェアKSBカップ、アマチュアで高校性になりたての15才8か月。プロの試合に初出場して、最終日4打差9位からの逆転優勝。最終日の1日で36ホール回り、72ホール完遂したからこそ生まれた逆転優勝と、男子ゴルフ界の救世主となったハニカミ王子が誕生!

2回目の逆転優勝。
プロ入りした年・・・2008年のマイナビABC選手権は、最終日3打差3位からの逆転優勝でしたが、池ポチャで、靴を脱ぎ見事な水切りショットでバーディ奪取と言うおまけもありました。それ以降、水切りショットをするゴルファーが・・・

3回目の逆転優勝。
2010年の中日クラウンズでは、最終日6打差18位からスタート。12バーディー、ボギーなしで世界最少スコア(当時)の58をたたき出し逆転。ギネスにも登録されています。

4回目の逆転優勝。
2014年長嶋茂雄招待セガサミーカップの時は2打差3位からでした。

5回目の逆転優勝。
2019年7月の日本プロ選手権では、4打差の6位からでしたが、この時も大雨の影響で初日のプレーができず、最終日に、1日36ホールを回り 72ホール完遂された結果・・・劇的な逆転優勝を呼び込んだのです。72ホール完遂するのがゴルフ。

6回目の逆転優勝が、今回・・・2019年の最終試合「JTカップ」。
JTカップの優勝で今季3勝目。そして2017年の宮里優作選手以来となる、大会史上2人目の選手会長優勝となりました。史上最年少28才歳82日で、生涯獲得賞金10億円を突破。

サンデーバックナイン:最終日の後半9ホールのこと。
プロゴルフの世界では勝負を分ける残り9ホールを、サンデーバックナインという言葉で表現します。今回もまさに、後半9ホールでは勝負を分ける戦いが繰り広げられましたね。

11番のパー4は507ヤードもあり難関ホールですが、石川遼選手はバーディー奪取でトップタイに浮上。しかし12番パー4では、第1打を左に大きく曲げて痛恨のボギー。

石川遼選手の1組前でプレーしている今平周吾選手が、13番パー4でバーディーを取りトップに。ボギー、バーディで、今平周吾選手との差は一気に2打差に広がってしまう。

ピンチかなと心配していたら、13番と14番で連続バーディー奪取で再度トップに並ぶ。ところが15番パー3で大ピンチ。砲台グリーンから転げ落ちたボールは大きくオーバー。2打目はグリーンに載せられず、長いボギーパットが残りましたが、執念で捻じ込みます。

ボギーを引きずりながら向かった16番パー4。第1打はフェアウェーど真ん中。残り3メートルのバーディチャンス。ここでも、捻じ込みバーディ奪取すると、17番パー5では、あと少しでイーグルになりそうだった・・・10センチほどのバーディパットを沈め、単独トップにたちました。

最終18番は、今平周吾選手もダブルボギーを叩きましたが、石川遼選手も1打目を右に外してしまい、パーパットがショートしボギーを叩き、ブラッド・ケネディ選手とのプレーオフにもつれこむ。そして、プレーオフ3ホール目でバーディ―を奪い、6回目となる逆転優勝。

「JTカップ」の出場資格!2019年「JTカップ」出場者30名!

JTカップ出場資格。

  • 前年度優勝者:開幕戦から日本シリーズ前週までの、日本ツアー優勝者:2007年以降はアマチュアも含む。(アマチュア石川遼くんがプロの試合 初出場で初優勝。JTカップ出場資格を得た)
  • 開幕戦から本大会当週までの、日本ツアー賞金ランキング上位20位以内の選手。
  • 日本ツアーメンバーで、そのシーズンのPGAツアーもしくはヨーロピアンツアーでの優勝者。
  • 日本ツアーメンバーで、本大会前週時点での世界ランキング100位までの選手。

「JTカップ」に出場選手。
今平周吾選手          :賞金ランク1位。
ショーン・ノリス選手      :賞金ランク2位。
チャン・キム選手        :賞金ランク3位。
石川遼選手           :賞金ランク4位。
ハン・ジュンゴン選手      :賞金ランク5位。

堀川未来夢選手         :賞金ランク6位。
ジャズ・ジェーンワタナノンド選手:賞金ランク7位。
パク・サンヒョン選手      :賞金ランク8位。
浅地洋佑選手          :賞金ランク9位。
チェ・ホソン選手        :賞金ランク10位。

星野陸也選手          :賞金ランク11位。
キム・キョンテ選手       :賞金ランク12位。
比嘉一貴選手          :賞金ランク13位。
スコット・ビンセント選手    :賞金ランク14位。       :
時松隆光選手          :賞金ランク15位。

池田勇太選手          :賞金ランク16位
ブレンダン・ジョーンズ選手   :賞金ランク17位
宮本勝昌選手          :賞金ランク18位
武藤俊憲選手          :賞金ランク19位
スンス・ハン選手        :賞金ランク20位

ガン・チャルングン選手      :賞金ランク21位
Y・E・ヤン選手             :賞金ランク22位
大槻智春選手           :賞金ランク23位
秋吉翔太選手           :賞金ランク24位
藤田寛之選手             :賞金ランク25位

ブラット・ケネディ選手      :賞金ランク26位
マシュー・グリフィン選手     :賞金ランク27位
ジェイブ・クルーガー選手     :賞金ランク28位
アンソニー・クウェイル選手    :賞金ランク29位
小平智              :昨年大会優勝の資格

石川遼 JTカップ表彰式で挨拶!2年に渡る選手会長の任期を終える!

2015年にJTカップで優勝した時の佐藤賢和キャディーと、1年ぶりにタッグを復活させました。

「2018年のJTカップでもバッグを担いでもらいました。残念ながら、小平智選手とハン・ジュンゴン選手とのプレーオフで2位でしたけど。過去の攻め方やデータも知ってくれているので。楽しくプレーできたればいいなと思っています」と語っていた石川遼選手。

大会前に石川遼選手は、日本シリーズの表彰式で大勢のファンの前で選手を代表し、一年締め挨拶をする選手会長としてのスピーチについては、このように語っていました。

「ファンの方に直接、選手を代表してご挨拶ができるのは光栄なことです。また1年間、選手も頑張ってきましたけれど、ボランティアの方や、いつも応援して下さるファンの方々、トーナメントに携わってくれている方々に対して、感謝の言葉を述べさせていただく場を設けていただけるのは嬉しいですね」

石川遼選手は、選手会長の任期2年の最終年・・・日本シリーズ「JTカップ」で優勝し、2017年の宮里優作選手以来、ツアー史上2人目となる選手会長と優勝スピーチを兼ねて行い、大会を盛り上げました。

2019年の初日は、池田勇太選手が最下位でした。
「JTカップ」初日の最下位といえば、今でも思い出すのが2009年の賞金王争いです。

2009年、石川遼選手と池田勇太選手は、激しい賞金王争いをしていて、今回のように、最終戦の「JTカップ」の結果次第で、どちらが賞金王になるかわかりませんでした。凄い僅差でしたから。

「JTカップ」の初日、石川遼選手と池田勇太選手は、二人揃って最下位スタートだったのですが、あれから丁度10年・・・懐かしいな。

2009年に石川遼選手が、18才で最年少賞金王に輝いた、ゴルフ日本シリーズ「JTカップ 2009」の大会記事やスコアが見られますよ。アドレスをクリックしてみて下さい⇒ https://is.gd/LFPzNS

あの頃のゴルフは、石川遼選手の人気で凄く活気がありました。2009年~2012年「JTカップ」の最終日1日だけで、15,500人~17,000人ほどのギャラリーが詰めかけていたのですが、現在はギャラリーが激減して、淋しい限り・・・

まとめ

2019年のプロゴルフは、2019年12月5日~12月8日まで行われた、男子プロゴルフ最終戦の日本シリーズ「JTカップ」で、男女ともに、全てのプレーを終えました。

「JTカップ」の最終日、石川遼選手がブラッド・ケネディ選手とのプレーオフ3ホール目、バーディ―奪取で2度目の制覇。これで今季3勝目となり、日本ツアーでの生涯獲得賞金も10億円を突破。また、28才82日での生涯獲得賞金10億円突破は史上最速での記録更新です。

日本ツアーで、生涯獲得賞金10億円を突破した選手・・・上位3名の名前と獲得時の年令。
1位:石川遼  :28才82日  :2019年のゴルフ日本シリーズJTカップ。
2位:池田勇太 :31才269日:2017年のANAオープン。
3位:片山晋呉 :33才89日  :2006年の中日クラウンズ。

今平周吾選手は優勝を狙える位置にいましたが、最終18番で手痛いダブルボギーを叩き、優勝争いから陥落してしまいます。ショーン・ノリス選手が優勝できなかったので、2年連続の賞金王を獲得。2年連続の賞金王は、片山晋呉選手以来13年振りで5人目。

石川遼選手の逆転優勝と、今平周吾選手の賞金王争いがあったので、大会最終日は盛り上がりましたが、3日目まではギャラリーも少なく淋しい感じでしたね。

米ツアーとの共催試合「ZOZOチャンピオンシップ」のように、見ごたえのある魅せる試合、高額チケットでも見に行きたいと思わせるような、魅力のある試合をしなければ、ギャラリーの減少に歯止めはかからないと思います。

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