羽生結弦ミス連発で2位 悔しさ滲むも宇野昌磨の4連覇喜ぶ! フィィギュア全日本2019!

宇野昌磨選手が、フィギュア全日本選手権!4連覇達成!
羽生結弦選手はミス連発で2位に沈んだ!

フリーの演技が終わった後、明るい笑顔を見せていた宇野昌磨選手。いくつかのミスがありましたけれど、羽生結弦選手が宇野昌磨選手以上に、多くのミスを重ねてしまったため、5.01点差を逆転しての4連覇達成。

4連覇達成した宇野昌磨選手は、このように話していました。
「精一杯やった結果ではあると思いますけれど、僕にも、羽生選手にも、まだまだ、ベストを尽くせる余力が残っている状態の中で、結果的に一位になれましたが・・・」と。

宇野昌磨選手が伝えたかったのは、それぞれがミスを重ねてしまった中での優勝だった・・・と言いたかったのでしょう。だから、嬉しさ半分と言う気持ちだったのですね。できれば二人ともノーミスで、力を出し切れた状態で優勝したかった・・・と言う思いがあるのだと感じました。

羽生結弦選手は、目から溢れそうになる涙をこらえているように見えました。でも、務めて明るい顔で「弱っち―!」と言ってから「心に決めて臨んだのに、このざま・・・悔しいとしか言いようがないです。それでも、死力は尽くせたと思っています」と。

ショートプログラムでは見事な演技で観客を唸らせた羽生結弦選手。
わずか一日で・・・想像もできないようなミスを連発してしまうなんて、誰も予想していなかったでしょう。だけど、羽生結弦選手自身はジャンプの途中で、「あれっ?」って言う感覚のずれ・・・違和感を感じていたようなのです。そして得意とするトリプルアクセルでさえ転倒してしまった・・・

羽生結弦選手は、悔しさを心に閉じ込めて「昌磨がこうして戻ってきてくれた。初めてちゃんと負けたのが嬉しい。ほっとしています」と語りました。3連覇している宇野昌磨選手ですが、羽生結弦選手のいない時ばかりでしたから・・・

さらには、今季不調に喘いでいた宇野昌磨選手の復調を心底喜ぶ羽生結弦選手は、笑顔で付け加えました。「今迄辛そうな昌磨をずっとみていた。これで、全日本王者だと胸を張れると思うから、追いかけておびやかしてやろうと思います」と、いたずらっ子のような顔で笑う。

優勝:宇野昌磨選手。
ショート105.71点 ・フリー184.86点 ・総合290.57点。

2位  :羽生結弦選手。
ショート110.72点 ・フリー172.05点 ・総合282.77点。

3位  :鍵山優真選手:全日本選手権で、16才のジュニアが表彰台に上がるのは、宇野昌磨選手以来で5年振り。
ショート   77.41点 ・フリー180.58点 ・総合257.99点。

鍵山優真選手はフリーの点数・・・羽生結弦選手よりも上ですよ。凄い演技力を魅せてくれましたからね。ショートで3位に入った1歳下の佐藤駿選手と共に切磋琢磨しながら、羽生結弦選手と宇野昌磨選手の後を任せられる選手に育って欲しいな。

下記アドレスをクリックすると、男子選手の得点(詳細)が見られますよ。
 https://sports.yahoo.co.jp/contents/6275

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羽生結弦と宇野昌磨・・・明暗を分けたのは回転不足?!

羽生結弦選手は冒頭の4回転ループでバランスを崩し、単独の4回転サルコーは着氷しましたが、ジャンプの失敗を重ねてしまった。フィニッシュした直後は苦笑いしながら天を仰いでましたよね。「やっちまった!」って顔で。

宇野昌磨選手の方は冒頭の4回転フリップを着氷させていましたし、解説の方も4回転を3本着氷した・・・と。コンビネーションジャンプの失敗を後半にばん回して魅せ、演技終了後には明るい笑顔も見られました。

もっとも、冒頭の4回転ジャンプも含めて、ぎりぎりのところで着氷を決めていく・・・もちこたえる感じの演技が続きました。試合後のインタビューでは「全部危なかった。本当に危ないジャンプばかりでギリギリだった」と。

その一方では「だけど、最後まで伸び伸び滑ることができたと思うので、やっと自分らしいスケートが出来るようになった」と嬉しそうに笑った宇野昌磨選手。

今季はコーチ不在でグランプリファイナルに進めず、手探りの状態で歩いてきました。いろいろと模索した結果「ようやく自分のスケートがどうあるべきかが分かった」と語っています。

宇野昌磨選手はこんなことも話していました。「コーチから離れると決めた時、一人でもやっていけると言う思いがあっあのですが、試合に向かう時の練習でコーチの大切さを改めて感じました。

フランスに渡った宇野昌磨選手は、ステファンコーチについて練習を重ねてきました。
ステファンコーチについて・・・ここまで感謝したいと思える方が現れるなんて考えてもいなかった。スケートの楽しさを含めて多くのことを気づかせていただいた。自分自身、スケートを続けたい気持ちや、向きあい方も見つけたように思う・・・と。

2019年、宇野昌磨選手は全日本選手権4連覇を達成しましたが、「全てを出し切れなかった選手がいますから、誰もが持てる力を全てを出し切れていたら、違う結果になったかも知れない」謙虚に、相手の気持ちを思いやる心が伝わってきました。

2020年3月の世界選手権出場も決まりましたが、一年前のように、何が何でも一位になるぞ・・・なんて考えないで、楽しみたいと言う気持ちで臨めたらいいなと語っていました。今季の辛かった経験が、宇野昌磨選手を大きく変えたような・・・そんな気がします。

一方、羽生結弦選手のジャンプも「こらえた!」という演技に見えていましたが、宇野昌磨選手との決定的な違いがあったようです。宇野昌磨選手には全くなかったジャンプの回転不足判定・・・羽生結弦選手は複数の回転不足が指摘されていました。

羽生結弦選手自身もジャンプの途中で「あれっ?」って言う感覚のずれを感じていたようなのです。そして得意とするトリプルアクセルでさえ転倒してしまった・・・回転不足の影響もあったのでしょうか。

どうしてこのようなことが起きたのか・・・そこで頭に浮かぶのは、やはり、ここ五カ月の間に3試合もこなしていいるので、疲労も蓄積しているでしょうし、調整するのも大変だったのかな・・・

いつものことですが、羽生結弦選手は悔しい思いをしたら、めちゃめちゃ燃える選手ですから、心の中では負けず嫌いの炎が”めらめら”と揺らめいているかもしれませんね。頑張れ結弦!

やはり勝負の行方を予想するのは難しいものですね。多少の失敗はしても5.01点差もあり、ぎりぎりでも羽生結弦選手が五度目の優勝をするだろう・・・って考えていたんですよね。勝負は最後の一秒迄わからないって言うのに。

宇野昌磨選手は、晴れ晴れとした気持ちでの4連覇じゃなかったかも知れませんが、誰にも、その日その時の運があり、「運も実力の内」と言うでしょう。その運があって4連覇できたのだから、もっと胸を張っていいよ。

何時だったか羽生結弦選手が「犬ころのように可愛くて!」と、宇野昌磨選手のことを弟のように思っているらしい話をしてましたよね。

今回も、お互いが相手を思いやる言葉で話しているのを聞き、嬉しくなりました。フィギュアではライバルとして戦いますけど、それ以外では仲のいい兄と弟のような二人でいて欲しいな。

ショートは羽生結弦110.72点 3位15才ジュニア!プーさん投込み禁止!

2019年12月20日に行われたショートプログラム。
110.72点でトップに立った羽生結弦選手。
非公認ですが、自身が持つショートプログラムの世界歴代最高得点110・53点を上回りました。

105.71点で2位につけた宇野昌磨選手。
やはり非公認ですが、宇野昌磨選手自身の公式最高得点104.15点を上回っています。
今季序盤はコーチ不在で苦しみ、キスアンドクライで号泣したこともありましたね。

82.68点で3位に入ったのは、2004年2月6日生まれ・・・15才の佐藤駿選手。
ジャンプ力が凄いと聞いていますが、羽生結弦選手の映像を観て研究しているそうです。
4回転サルコウ、4回転トゥループ、4回転ループ、そして4回転ルッツを習得しました。

2019年ジュニアグランプリファイナル優勝。
2019年ジュニアグランプリシリーズレークプラシッド1位。
2019年全日本ジュニア選手権2位。

上記は15才の佐藤駿選手の成績ですが、大きく羽ばたいて欲しい選手ですね。
男子フィギュアは、羽生結弦選手と宇野昌磨選手に続く選手が、なかなか現れず気になっていました。

佐藤駿選手は、小塚崇彦選手、羽生結弦選手、宇野昌磨選手に続き、ジュニアグランプリファイナルの頂点に立った4人目の選手。フリーでも頑張ってこの位置をキープできればと思っていたのですが・・・

14位となった高橋大輔選手は、シングルでの出場は今回が最後となり、2020年からは、アイダンスの選手になります。演技終了後に「緊張感も高かったし、最初のジャンプで詰まったため焦りがあって、引きずってしまった。後半はもう足が動かなかった」と語っていました。

あっ、そうそう。今回、演技終了後に「ぬいぐるみや花束などのプレゼント」が、投げ込み禁止になりました。演技をする選手の安全を考えてのことで「プレゼント預かり場所」に託すと言うことですね。

羽生結弦選手も、ファンの方々に感謝の気持ちを込め「いつも、プーさんを投げて頂いているのですが、ファン同士で投げないようにと言葉をかけあい守って下さって、素晴らしい大会になりました。ありがとうございました」と。

スケートシューズの刃は数ミリしかないそうです。そのため、わずかな花びらや糸くずが、氷上に残っているだけでも危険を招く恐れがあるのです。また、プレゼントの回収に時間がかかれば進行を妨げることになってしまう・・・

花束やプレゼントを回収するのはフラワーガールやフラワーボーイ・・・ちびっこスケーター。目の前で選手の演技を見ることができ、一瞬でも触れ合うことができる素晴らしい場所なのですけれど、選手の安全のためですから。

2019年全日本選手権のショートプログラムの演技終了後、観客は選手一人一人に、大きな拍手とスタンディングオベーションで称えていましたね。素敵なシーンでした。

シングルでの出演は最後になった高橋大輔!

2019年のフィギュア全日本選手権を最後に、アイダンスに転向する高橋大輔選手。
高橋大輔選手は、2日間の演技を振り返りながら素直な気持ちで語っています。簡単にまとめてみると・・・

ショートもフリーも、もう、ボロボロ・・・最後なのに、こんな情けない演技をしてしまったので、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。すごく悔しいのですが、今の技術にはもう、ついて行けないことも分かっていました・・・と。

これが最後のシングルになることについては、あまり深く考えてこなかったのですが、お客様から温かい拍手と声援を送って頂いた時、本当にシングルを引退するんだなって実感がわいてきて・・・今ちょっと、うるっとしています。だけど、ここから次に向かうことができるのは、とても幸せ者なんだって感じています。

高橋大輔選手は、シングル引退をもっと気楽に考えていたのかも知れませんね。でも、実際にその時が訪れてみると、自然と込み上げるものがあったようですね。20年近くシングルの練習に明け暮れていたのですから、当然のことかも知れません。

高橋大輔選手の話の中で「プライドを捨ててここで滑ることができた。昔なら多分できなかった。今の演技で人前で滑るなんて、昔なら、恥ずかしくてとてもできなかかったと思う。惨めな気持ちにはなりますが、その中で滑ることができたのは良かったと思います」・・・この言葉が胸にしみました。

これからはアイダンスに向かっていきますが、僕は初心者なので、下から上がっていくためには今回と同じような思いをする。それをシングルで一足先に経験できたことが、生きてくるのかな・・・と。

覚悟を決めて臨んだシングルだったのですね。プライドを捨てるって大変なことだと思います。聞いたことがありますよ。「プライドさえ捨てる勇気があれば怖いものはない」・・・と言う言葉を。

羽生結弦選手や宇野昌磨選手が出てくるまで、日本の男子フィギュアを引っ張ってきた選手ですから、自負もあった筈。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ:一身を犠牲にする覚悟があってこそ、活路を見いだすことができるという意味なのですが、諺を地で行きましたね。

1年後・・・2020年の師走、高橋大輔選手がアイダンスの中で頭角を現して、脚光を浴びている姿が見られるよう声援を送りましょう。アイダンスでは上位に行けない日本・・・高橋大輔選手ペアに期待したいと思います。

まとめ

全日本選手権の優勝は宇野昌磨選手で、4連覇を達成しました。
今季辛い思いを重ねて成長した宇野昌磨選手が、どのような飛躍を見せてくれるのか・・・

2位には、4年ぶりに全日本選手権に出場した羽生結弦選手。ミスが多く残念な結果。
しかし、これでまた羽生結弦選手の燃える目的が見つかったとも言えるのかな。

フィギュアスケートの全日本選手権終了後に、世界選手権と四大陸選手権の代表が発表されました。
2020年3月16日~22日にカナダ・モントリオールで開催される世界選手権。
2020年2月4日~9日に開催される四大陸選手権。

3月の世界選手権の出場者。
宇野昌磨選手、羽生結弦選手、田中刑事選手。
紀平梨花選手、樋口新葉選手、宮原知子選手。

四大陸選手権の出場者。
宇野昌磨選手、羽生結弦選手、鍵山優真選手。
紀平梨花選手、樋口新葉選手、坂本花織選手。

2020年7月からは東京五輪も始まります。
目まぐるしい一年になるかもしれませんね。

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