2018年メジャー第1戦のマスターズ。
4月5日から4月8日までの4日間、ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCで開催。

賞金総額は11億7700万円。
優勝者には、優勝賞金2億988万円、単独2位:1億2700万円、単独3位:8千3万円。

初日、優勝予想していたジョーダン・スピースが6アンダーでトップ発進したので、「マスターズ2勝目か」なんて喜んでいたら、2日目が2オーバーで、3日目のムービングデーも、他の選手がどんどん伸ばしている中で、1打しか伸ばせずスピースは蚊帳の外だった。

ムービングデ―に急浮上したのがローリー・マキロイ。トップのパトリック・リードとは3打差の11アンダーまで追い上げた。

最終日には、グランドスラムがかかるローリー・マキロイが、3日目のように猛チャージをかけて、優勝するかもしれないと予想した人がたくさんいたかも知れない。

スポンサーリンク

優勝争いは、3打差でトップに立つパトリック・リードが、一歩抜け出したかのように見えたけれど、最終組がホールアウトする迄は、何が起こるかわからない。

毎年、最終日にはいろいろなドラマが起きていますからね。筋書きのないドラマはギャラリーをドキドキ、ワクワク、ハラハラさせます。

2018年のマスターズ最終日、トップスタートしたパトリック・リードも中々伸ばせず、終盤並ばれてしまうのですが・・・

猛チャージをかけ、パトリック・リードに並んだのは誰なのか?
追いかけるローリー・マキロイのグランドスラム達成は?・・・

5打差のリッキー・ファウラーはどこまで追い上げたの?
期待されたタイガー・ウッズはどうなった?・・・

ドキドキ、ワクワクしながら筋書きのないドラマを見ていきましょう。

2018年マスターズ、3日目終了時点でトップを走るP・リードは優勝者となるのか?

3日目終了時点で、パトリック・リードの名前がトップにあるので、少しショック!
優勝者を予想した中にはいなかった選手。ゴルフの実力は抜群の選手だから、ここにいても不思議はないのですけどね。

何か所かある予想サイトでは、予想ランクの違いはありましたが、予想されるメンバーは下記のゴルファーが占めていました。何処にもパトリック・リードの名前はありません。勿論わたしも予想していませんでした。

ダスティン・ジョンソン
ジャスティン・トーマス
ローリー・マキロイ
タイガー・ウッズ
ジョーダン・スピース
ジャスティン・ローズ
バッバ・ワトソン
ジェイソン・デイ
フィル・ミケルソン
リッキー・ファウラー
ジョン・ラーム

3日目終了時点での状況をまとめ、予想してみたのが次の内容。トップのパトリック・リードは14アンダーで、2位のローリー・マキロイに3打差つけています。

  • パトリック・リード :トップで14アンダー。
    逃げ切れるか。メンタルが強いと聞いているので、崩れないかも・・・ね。
  • ローリー・マキロイ :3打差の11アンダー。
    3日目と同じように猛追でできれば可能だけど、最終日の調子次第。
  • リッキー・ファウラー :
    トップ迄は5打差の9アンダー、調子が良ければ逆転できる可能性はあると思う。
  • ジョン・ラーム    :8アンダーだが、不気味な存在。
  • ヘンリク・ステンソン :7アンダーでトップとは7打差。
    最近はあまり良くないので??
  • ババ・ワトソン    :6アンダー。マスターズ2勝。
    性がいいので期待感はある。
  • ジョーダン・スピース  :5アンダー。
    ットの名手と言われるスピース、絶妙なパットがバシバシ決まればかなり行けると思う。
  • ジャスティン・トーマス:スピースと同じ5アンダー。
    爆発力が凄いので、トップが伸び悩んでいれば怖い選手。
  • タイガー・ウッズ    :4オーバー。
    この時点で「優勝」はもうないと言える。あとは最終日にどこまで伸ばせるか・・・

マスターズに限ったことではありませんが、最終日は全てのゴルファーが、1つでも上に行こうと目の色を変えて攻めるゴルフを展開します。最後まで目が離せない、凄い戦いになるだろうと想像していました。

2018年マスターズ、優勝して優勝賞金2億988万円を手にするのは誰なのか・・・

マキロイのグランドスラム達成なるか2018年マスターズ!?猛チャージをかけたジョーダン・スピース!

3日目はマキロイが猛チャージをかけたので、盛り上がりを見せました。
もし、ローリー・マキロイがグランドスラムを達成して優勝者になれば、最高に盛り上がるのは間違いありません。

ところが最終日のマキロイは、グランドスラムを狙うどころか、全く調子が上がらずスコアを落とし、パトリック・リードも優勝の重圧からか、伸ばせないまま重苦しい雰囲気がただよっていました。

そんな中、ギャラリーを歓喜させ、興奮の渦に巻き込んだのは、やはりジョーダン・スピースでした。マスターズの申し子と言われているほど相性は抜群。スピースはマスターズ2勝目と、優勝賞金2億988万円を奪取できるのか・・・

猛チャージをかけたジョーダン・スピースは、16番パー5で、9つ目のバーディ奪取で14アンダー。ついにトップのパトリック・リードを捉えた!
3日目終了時点では、9打差もあったパトリック・リードとジョーダン・スピースとの差がゼロに。

最終日のジョーダン・スピースは15番まで、8バーディでノーボギー。この時点で13アンダー、トップと1打差の単独2位まで浮上。これはもしかしたら逆転もありうると考えたのは、わたしだけではないはず。見ていた人の多くが感じていたと思う。

そしてついに、16番で9つ目のバーディ奪取で14アンダーとなり、トップのパトリック・リードを捉え、このまま上がればコース記録タイとなるはずだった・・・

パトリック・リードが2018年マスターズ優勝者!賞金2億988万円を手にした!

パトリック・リードは崩れそうで崩れない・・・メンタルの強さは以前から聞いていましたが、強かった!

普通なら、ジョーダン・スピースに並ばれたら、プレッシャーを感じると思うのですが、パトリック・リードには無縁だったようです。

優勝したパトリック・リードはライダーカップなどで、ジョーダン・スピースとコンビを組むことが多く、スピースと共にマッチプレーで活躍していました。

スポンサーリンク

だけどいつも上位にいるジョーダン・スピースに「勝ちたい!」と思っていたらしいのです。だから並ばれた時「負けるか!」という思いが強かったのでしょうか。

マスターズの優勝者に名前を連ねたパトリック・リードは、賞金2億988万円も手に入れたし、ジョーダン・スピースにも勝つことができたので、嬉しかったでしょうね。

一方、とても残念だったのはジョーダン・スピース。じわじわ伸ばしてきたリッキー・ファウラーに単独2位の座も奪われてしまいました。

  • ジョーダン・スピースは、17番か18番のどちらかでバーディを取れば15アンダーになり、パトリック・リードとのプレーオフに持ち込める可能性は大だった。
  • ところが、バーディを取れないばかりか、最終ホールでボギーを叩いてしまったジョーダン・スピースは13アンダーに後退して、単独3位で終了となってしまう。
リッキーファウラーは、ジョーダン・スピースと入れ替わる。
  • 最終18番でバーディを取り14アンダー迄伸ばし、単独2位になったのはリッキー・ファウラー!
  • 9アンダーでスタートしたリッキー・ファウラーは、じわりじわりと確実にスコアを伸ばし、猛チャージをかけたスピースを最終ホールで追い越した。

リッキー・ファウラーは、猛チャージをかけたジョーダン・スピースの陰に隠れていましたが、着実にスコアを伸ばし、ここぞとばかりに最終ホールの18番で、バーディを取り、単独2位でホールアウトしています。

勝負ごとは最後の1秒まで、何が起こるかわかりません。本当に厳しい世界。

優勝したパトリック・リードは強かった!スピースの2018年マスターズ2勝目は目の前で消えた!

大きく崩れることなく戦い切って、優勝者となったパトリック・リードは、本当に強かった!マスターズで優勝するのは容易ではありません。おめでとうパトリック・リード。

マスターズという舞台では、普段通りのプレーをするのは難しい。中々伸ばせず苦労していたパトリック・リードですが、終盤はメンタルの強さを感じさせる戦いぶりでした。崩れそうで崩れないところはしたたかです。

そして、マスターズ2勝目を逃し3位に終わったジョーダン・スピースでしたが、収穫はあったようです。試合後スピースは、こんな風に話していました。

「今日のラウンドは完璧だった。なにより12番のバーディは本当に気持ちが良かった。途中はスコアのことなんか頭になかったから、ホールアウトしてリーダーボードを見たときは正直自分でも驚いた」と。

マスターズの申し子と言われながら、今迄、12番ホールでは1度もバーディが取れていなかったのです。12番のバーディは、ジョーダン・スピースとって、何よりも嬉しいバーディだったのですね。

しかし、ホールアウトするまでリーダーボードを見ていなかったなんて、やはりゾーンに入っていたのかも知れません。残念ながら、ジョーダン・スピースのマスターズ2勝目とはなりませんでしたけれど。

ちなみに、「ゾーンに入る」とは極限の集中状態に入り、思考や感情、周囲の状況などが意識から消えて、感覚が研ぎすまされ没頭している状態のことです。

マスターズ最終日:Round. 4のスコアが見られるアドレス → https://is.gd/MmCiEB

まとめ

下記は、3日目終了時点の有力選手のスコアと、最終日の結果(緑色の文字

  • パトリック・リードがトップで14アンダー。
    1打伸ばし15アンダーで優勝。
  • ローリー・マキロイ3打差の11アンダー。
    2打落とし、トータル9アンダー5位タイ。
  • R・ファウラーはトップ迄5打差の9アンダーでスタート。
    5打伸ばして14アンダーとなり単独2位。
  • J・ラーム(スペイン)は8アンダー。
    3打伸ばして11アンダーで単独4位。
  • H・ステンソンは7アンダー。
    2打伸ばし5位タイ。
  • B・ワトソンはジワリジワリと6アンダー。
    3打伸ばして9アンダー5位タイ。
  • J・スピースは5アンダー、トップとは9打差あった。
    8打伸ばして13アンダー、単独3位。
  • J・トーマスもスピースと同じ5アンダー。
    1打落としの4アンダーは17位タイ。
  • タイガー・ウッズは「4オーバー:40位タイ」。3日目終了時点で 優勝は考えられないランクに落ちています。
    最終日は3打伸ばし1オーバーで32位タイでした。

3日目には、3打差の単独2位に浮上したローリー・マキロイでしたが、最終日は3バーディ、5ボギーとスコアを2つ落とし、5位タイで終了しています。

ローリー・マキロイはパトリック・リードと同じ最終組で回りながら、グランドスラムを狙うどころか、スコアを落とす苦しい展開。ローリー・マキロイがもう少し頑張れていたら、さらに面白くなっていたはず。

ローリー・マキロイは、グランドスラムを達成できませんでしたが、「必ずここで勝つよ。このゴルフコースは得意だから、あとはタイミング次第」と言い切りました。

優勝したパトリック・リードは、最後まで集中力を切らさず、諦めませんでした。落としそうで落とさない・・・崩れず持ちこたえたメンタルの強さが、パトリック・リードの持ち味だと思います。

  • 最終日のジョーダン・スピースは、16番パー5で、この日9つ目のバーディ奪取で14アンダーになり、トップのパトリック・リードに並んだ。
  • このまま上がればコース記録タイとなるはずだった・・・
  • 残り2ホールのどちらかでバーディを取ればプレーオフに持ち込めると可能性は大だったのに、最終ホールでボギーを叩いてしまったジョーダン・スピースは、単独3位に終わった。
  • リッキー・ファウラーは、9アンダーでスタート。
  • じわじわとスコアを伸ばし最終18番でバーディを取り14アンダー。
  • 18番でボギーを叩いたジョーダン・スピースと入れ替わるように。単独2位でホールアウトしました。

特筆すべきはタイガー・ウッズ。最終結果は32位タイでしたが、1年前は歩くことさえままならなかったのですから。

  • 痛み止めの薬を服用した影響で、意識朦朧(もうろう)とした状態で車の中にいたタイガー・ウッズのニュースは、多くの人々が見たことでしょう。
  • 「まるで廃人」のように見えたタイガー・ウッズの姿に、言葉にならないほどショックを受けたのを、昨日のことのように記憶しています。
  • 「もう立ち直れないのではないか」とさえ思わせた1年前のタイガー・ウッズが、今「この場所にいるということだけでも凄い」と言ってもいいでしょうね。

鬼に笑われそうですが、来年のマスターズで活躍するタイガー・ウッズを是非見たい!

2018年マスターズの優勝者はパトリック・リードで、優勝賞金2億988万円も獲得しましたが、来年グリーンジャケットに袖を通すのは誰なのか・・・

ジョダン・スピースがマスターズ2勝目を飾るのか、ジャスティン・トーマスが初優勝するのか・・・あるいはタイガー・ウッズでしょうか。

はたまた、ローリー・マキロイがグランドスラムを達成するのか・・・それとも、一歩一歩メジャーに近づいているリッキー・ファウラーかも知れません。
楽しみに待ちましょう、1年後のマスターズを!

スポンサーリンク

おすすめの記事